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食欲の秋!懐かしくて美味しいファミコングルメゲーム5選

●『美味しんぼ 究極のメニュー三本勝負』

シンセイ/1989年
美味しんぼ

原作のエピソードも盛り込んだファミコン版『美味しんぼ』

 いわずと知れた大ヒットマンガ『美味しんぼ』をもとにしたコマンド選択式アドベンチャー。「アンキモ編」「京極編」「ラーメン編」の3話構成で、「アンキモ編」「京極編」はコミックでもおなじみのストーリーです。  山岡を不審者と勘違いした警官に対し、「じゅもん」のコマンドが出現し、唱えると「アンキモ、アンキモ、アンキモ!」と叫んでゲームオーバーになるなど、シュールな展開でバカゲーとしても知られる本作。純粋なグルメゲームとは言い難いかもしれません(笑)。

●『わんぱくコックンのグルメワールド』

タイトー/1992年
わんぱくコックンのグルメワールド

キャラ化された食材や料理用具がかわいい『わんぱくコックンのグルメワールド』

 ファミコン末期に発売された横スクロールアクション。奪われたレストランを取り戻すため、主人公のコックを操作してニンジンやソーセージといった食べ物の敵を倒していきます。実は『Dの食卓』の鬼才・飯野賢治さんの初期作品でもあります。  ファミコン後期ということでグラフィックが凝っていて、敵の動きもカートゥーン風でにぎやか。オーブンレンジや中華鍋がステージボスとして立ちはだかります。ややマイナーですが、食べ物をテーマにしたファミコンゲームといえばこれが思い浮かびます。
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おにぎりが美味しそうなゲームといえば……
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ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も

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