恋愛・結婚

小室友里が断言する「LINEで女性を初デートに誘うのがNG」の理由

誘う側の気持ちにも余裕が生まれる

小室友里「誘っていいですか?」という言葉を使うと、結婚相談所で採用されているお見合いの、「初回はお茶を1時間程度」というシステムも、自動的に選択肢内に入るということだ。さらに「誘ってもいいですか?」という言葉には、男性側にもメリットをもたらすという。 「恋愛ビギナーの男性は、『この人だ!』と思うと前のめりになりやすいもの。『行きませんか?』とお相手に選択を迫るのではなく『誘ってもいいですか?』とワンクッション置くと、ご自身の心に余裕を持たせることができます。  女性たちにこの誘い文句について意見を求めたところ、『かわいくてキュンとした』、『紳士的』などと、好評でした。ワンクッション置くのは、大人の男が持つ心の余裕を見せられる言葉でもあると思います」

店選びのイ・ロ・ハとは?

 もし食事をOKしてもらえても、次の関門が待っている。店選びだ。小室氏は2015年に上梓した著書、『小室友里先生が「3回のデートでベッドインするテクニック」を手取り足取り教えてくれるようです。』とは時代が変わったとアドバイスしてくれた。 「当時、推奨していた初回のデート予算は、お酒と食事込み1人1万円で、2人で2万円程度。ですが今は、1人5000円程度で、2人で1万円前後でも雰囲気がよく美味しいお店が増えています。男性自身にあまり経済的負担がかからないお店で、デートできるようになりました」  つまり男性は、初デートでは奢ったほうがいいということなのか。 「女性は20代でも40代でも世代を問わず、“お姫様扱い”されたいと願っています。“お姫様扱い”をしてもらったと感じる行為の1つがおもてなしで、おもてなしの一環である男性の全額奢り、あるいは多めのお支払いは、おもてなしの大きなウエイトを占めます。これも世代を問いませんが、お相手が出してくれた金額を、そのままご自身の価値のようなものにつなげてしまう女性が大勢いるからです。 お互い20代でしたらワリカンでもOKですが、30代後半から40代といえば、恋愛ビギナー男子といえどいい大人。彼女がほしいのであれば、お金と時間と労力はかけたほうがいいでしょう。 今はワリカン派の女性も増えていますが、ご自身のアドバンテージづくりのためにも、私は全額奢りか、多めに支払うところからのスタートがベターだと思います。少しでもご自身を『素敵な人』と印象づけ、第一関門を突破していただきたいです」
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男性側が奢るもう一つのメリット
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うちの・さくら。フリーインタビュアー、ライター。2004年からフリーライターとして活動開始。これまでのインタビュー人数は3800人以上(対象年齢は12歳から80歳)。俳優、ミュージシャン、芸人など第一線で活躍する著名人やビジネス、医療、経済や一般人まで幅広く取材・執筆。趣味はドラマと映画鑑賞、読書

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