恋愛・結婚

小室友里が提唱「デートのお店選びをハズさない」7つのチェックポイント

仕事の接待と同列に考える

小室友里 小室氏は、「繰り返しお伝えしますが、仕事と恋愛を切り離して考えないでください」と、話を続ける。 「ビジネスで接待をするときを例に挙げましょう。お店選びのミスは、お相手側には社のミスと受け止められるため、失敗は許されません。ですから接待前に、予約するお店の以下のチェックポイントを調査しておくはずです。 □飲み物や料理の種類 □料理を出すタイミングやかかる時間 □接客態度 □照明やBGM □客層や隣席との距離感 □帰り際に雨が降っていたら傘を貸してくれるか □お化粧室の環境  この、ビジネスで活用している技術を、恋愛にも持ち込んでいただきたいです」

食べ方、所作にも気をつけたい

小室友里 同時に小室氏は、デート時は「スローイート」も推奨している。 「スローイートとは、女性のペースに合わせてゆっくりと食事を楽しむ行為を指します。多くの男性は食事を手早くすませてしまいますが、多くの女性にとって、食事はとても大切なコミュニケーションツール。美味しい料理を会話とともに、スローペースで楽しみたいと考えています。早食いの男性のペースに合わせ、会話もままならなかったため、2回目のデートはお断りをした女性もいるほど、女性は食事の時間を大切にしていると考えてください。恋愛ビギナー男子ほど、見落としがちな視点かもしれません」  では、スローイートを実践できる簡単な方法はあるのか。 「仕事と同じ要領で、一緒に食事をする目的を明確にしておきましょう。お相手との食事が目的ではなく、次のデートにつなげ、その先のステップへ進むことが目的のはずです。目的が明確になれば、自然とスローイートができるはずです。たとえば取り引きがある社外の人と食事をする場合、一切会話に参加せず黙々と自分のペースで食べませんよね? デートも同じです。相手のペースを見る余裕を持ちながら食事をしていただきたいです。  食事はあくまでも“戦術”です。“戦術”を成功させるためには、空腹で食事デートには行かないようにしましょう。食事前に少しだけ、ごはんをおなかに入れておくのです。胃に食物を取り入れれば体温が上がり、メンタル的に落ち着きます。スローイートできるフィジカルを、食事デート前につくっておきましょう。食事前に少しだけごはんを食べる時間がなかった場合はデート時、一口ごとに30回噛む意識を。かなりのスローイートになり、食事を楽しみながらコミュニケーションを図る余裕が生まれるはずです」
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スローイートの思わぬ副産物
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うちの・さくら。フリーインタビュアー、ライター。2004年からフリーライターとして活動開始。これまでのインタビュー人数は3800人以上(対象年齢は12歳から80歳)。俳優、ミュージシャン、芸人など第一線で活躍する著名人やビジネス、医療、経済や一般人まで幅広く取材・執筆。趣味はドラマと映画鑑賞、読書

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