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これは革命的だった!ファミコンのディスクシステムゲーム5選

メトロイドの新作は2Dアクション!

 10月8日に『メトロイド』シリーズの完全新作『メトロイド ドレッド』が発売されます。今回は久々となる2Dアクション。初代の系譜に連なるスタイルで、当時の思い出が蘇ってきます。
メトロイド ドレッド

「探索」×「恐怖」がコンセプトの新作『メトロイド ドレッド』公式サイト

 初代『メトロイド』はディスクシステムで発売され、迷路のようなマップを探索するシステムと、当時としては珍しかったSFのディープな世界観が革新的なタイトルでした。  というわけで今回は、『メトロイド』と同様にゲーム界に新風を巻き起こしたディスクシステムの名作5本をピックアップ。当時は、毎月のように新鮮な切り口を持つタイトルが登場していました。

『ゼルダの伝説』

任天堂/1986年
ゼルダ

ディスクシステムのローンチタイトルにして屈指の名作『ゼルダの伝説』

 ディスクシステムのローンチタイトルとして登場した『ゼルダの伝説』。文字通りここから伝説が始まりました。35周年を記念して、この11月には「ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説」も発売されます。 『ゼルダの伝説』で印象的だったのはタイトル画面。壮大なBGMとともに映画のようにオープニングが流れ、これからの冒険への期待が一気に膨らみました。内容も謎解き(発見)、アクション、物語がガッチリ融合し、まさに“作品”と呼ぶにふさわしいクオリティでした。

『きね子』

アイレム/1986年
きね子

動画のジグソーパズルというアイデアが斬新な『きね子』

 MSX2で1986年10月にリリースされたジグソーパズルゲーム『キネティックコネクション』。その1ヵ月後にディスクシステム向けに『きね子』と名前を変えて登場しました。バラバラになった16~48個の四角いパネルを並べ直すというシンプルなルールですが、元の画像が動画になっていて、ひとつひとつのピースの絵が動いているのが特徴。  ひたすら水面に波紋が広がるだけのアニメーションに挑む「タップ・タップ・タップ」は鬼のような難度。デジタルという形だからこそできた斬新なジグソーパズルです。今なら小さなディスプレイを何枚も使って、アナログな『きね子』も実現可能かもしれません。
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ディスクのガンダムゲーといえばコレ?
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ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も

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