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20代女性部下の心を掴んだおじさん上司の意外な一面

 年齢の離れた上司と仕事の話はできても、雑談するのが苦手だという女子社員は少なくはありません。ですが、ひょんなきっかけで急にとっつきやすく感じられる場合もあるようで……。今回は、そんな女性のエピソードをご紹介しましょう。

会社でとっつきにくい上司の正体は…

怖い上司

写真はイメージです(以下同)

 坂本奈緒美さん(27歳・会社員)は、上司(Yさん・42歳)のことをずっと近寄りがたい存在と思っていました。 「いつもムスッとしているし、何を考えているか分からないというか。仕事の話以外は、とくに会話したことはなかったんですよ」  ところが、ある日「そういえば、Yさんが食べているお弁当っていつも美味しそうだな」と思った奈緒美さんは、気まぐれで話しかけてみたそうです。 「私が『奥さん、お料理上手でいいですね』と声をかけると『え、これ? 毎日自分でつくっているんだよ』と言われてビックリしてしまいました。だって、色とりどりの可愛らしいお弁当なんですよ」  しかも上司は、リモートワークをしている妻のぶんまで毎回お弁当をつくってあげているそう。「そんなキャラだったんだ!」と意外に思った奈緒美さん。 「お弁当をつくってくれる旦那さんって、いいですよね」

女性だらけのヨガスクールに通っていることが判明

 さらに、Yさんが水筒で何かを飲んでいたので「まさか、それも自分で淹れたお茶ですか?」と奈緒美さんは興味津々でたずねてみました。 「そしたらYさんに『うん、お茶じゃなくて白湯だけどね』と言われて……思わず『おいおい、いい女かよ!』ってつっこみたくなってしまいました(笑)」  いったい、なぜ白湯……!? するとYさんが「ヨガスクールの先生にすすめられた」と教えてくれたそうです。 「コロナ禍で運動不足になったYさんは、近所でヨガスクールの看板を発見して、通い出したそうなんです。しかも生徒で男性はYさんだけだと聞いて。想像して笑ってしまいましたね」
ヨガ

上司にとって、ヨガは「週に一度のリフレッシュ!」なんだとか

 ヨガスクールでは生徒の女性たちとお気に入りのお菓子を交換したりと、かなり馴染んでいる様子。 「そこでYさんは『ヨガは週に一度のリフレッシュ!』と、またいい女的な発言をしていて。私もやってみたいと思っていたので、ちょっと羨ましくなりました」
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ただのおじさんではなく、“いい女おじさん”
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漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。

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