「目指すは月収100万円」人気コスプレイヤーがDJとして見せる“本気”
アニメやゲームのキャラクターに扮し、イベント出演やアイドル活動を行うコスプレイヤー。以前はオタクの聖地・秋葉原を中心に盛り上がりを見せていたコスプレ文化も、近年では世界に浸透するほどの興隆を見せている。
まさにコスプレイヤーは、日本発のサブカルコンテンツとして世界中から注目を集めている状況といえよう。そんななか、コスプレイヤーを職業とする「プロコスプレイヤー」という言葉も、最近ではよく聞かれるようになった。
@white613like)は約14万人、インスタグラム(@ponyoouji)は35万人のフォロワーを誇り、現在はコスプレ以外にもグラビアモデルやDJなどマルチに活動している。今回は、ぽにょ皇子さんにコスプレを始めたきっかけや今後の展望について伺った。
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幼少期からアニメやゲームが好きだったぽにょ皇子さん。いつしかついたあだ名は“ぽにょ”。さらに、男装バーで働いていた際の呼び名が“皇子”だったこともあり、両方を組み合わせた「ぽにょ皇子」が現在の芸名の由来になっているそうだ。
そんななか、ぽにょ皇子さんは中学校時代、バンドを組んで音楽活動に精を出していたという。
「当時はいじめを受けていた時期もあり、学校のクラスの中に嫌いな人がいたんです。なので、中学校では自分の素をあまり表には出さずに生活していました。他方、学外の音楽活動は自分を出せる唯一の場所だと感じていましたね。高校へ進学するときは、『もっと自分を出せるように強くなりたい』と決心し、中学時代の自分を全く知らない人が集まる高校を選びました」
高校生活を送っていたある日、友達から「コスプレやってみない?」と誘われたのが、コスプレとの馴れ初めになっているという。
「最初、友達に『コスプレってどんな感じ?』と聞いてみたんですよ。そしたら楽しそうでやってみようと思いました。もともと写真を撮られるのが好きで、お気に入りのキャラクターに扮して撮影したりイベントへ行ったりして、コスプレの魅力にどっぷりと浸かったんです。コスプレをすることで、『これなら自分を出せる!』と思うようになり、私にとってコスプレはなくてはならない存在になっていきました」
好きこそ物の上手なれという諺があるが、まさにぽにょ皇子さんはコスプレを続けることで、次第に才能を開花させていく。
これまでインスタグラムやツイッターには、プライベートな内容や愚痴を投稿していたのを一切やめ、インフルエンサーを意識したコスプレの画像やポジティブな内容へと変えていった。
コスプレ界隈に彗星の如く現れ、今では人気コスプレイヤーとしての地位を確立した「ぽにょ皇子」さんもその一人だ。ツイッター(
中学時代は学校で“自分”をさらけ出せずにいた
友達に誘われたのがきっかけでコスプレの魅力にハマる
1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている
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