恋愛・結婚

「浮気を許さなければよかった」出産後に豹変した妻と離婚したい夫の悩み

過去の罪をなかったかのように振舞う妻

浮気 できる範囲で育児も家事も手伝ってはいたが仕事が忙しく、「十分にサポートしきれなかった負い目もあった」と振り返る。これが妻を勘違いさせてしまったのか、彼女の態度は増長する一方。次第に家事も手を抜くようになり、夕食のおかずもお惣菜か電子レンジで温めた冷凍食品。それでも準備してあるだけいいほうで、何も用意してない日が増えていったそうだ。 「さすがに洗濯くらいはやってくれますが、ワイシャツのアイロン掛けは『自分でやってよ』と拒否。結局、自分でするようになりました。当然、こんな状態ですから完全にレス状態です。少しでも関係を良くしようと話しかけても『そんなこと私に聞かないで!』と言われるし、週末家族で外出や食事に行こうと誘っても『私と子供で行ってくるから、あなたは家でゆっくりしてていいわよ』ですからね。もう嫌になっちゃいますよ」

“離婚”の二文字が頭に浮かぶ

 妻の言動や態度から察するに夫としての興味がまったなくないように感じてならない。彼は「子供のためにも……」と離婚は望んでいないと話すが、これはハッキリ言って妻によるモラハラだ。 「私たちは互いに実家も遠いし、近くに頼れる人もいません。だから、育児に追われている妻が浮気をしている可能性は低いと思っています。これが子供を放置して外で男と会っているなら私も踏ん切りがつくのですが、子育てだけはしっかりやってくれているので。それに今離婚となれば親権は彼女になるでしょうし、そうなれば子供にも会えなくなってしまいます。離婚の二文字が常に浮かんでることは確かですが、どうしても自分にはできない。妻もそれを知っていて、強気に出ているのかもしれません」
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「あのとき浮気を許さずに離婚していれば……」
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ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

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