宿泊施設の経営者、高齢になっても“第2の人生”が送れないまま…
―[人生最大の失敗・後悔]―
もしもあの時こうしていれば……。恋愛や結婚、就職、転職、金銭関係など、過去を振り返ってみれば、誰でも後悔のひとつやふたつはあるはずだ。やり直しはきかない。我々は“経験”から学び、今を生きねばならないのである。では、市井の人々が胸に抱える「人生最大の失敗・後悔」とは? そして、その出来事から得た教訓とは? 何かしら参考になる部分もあるかもしれない——。
自営業の場合は会社員のように“定年”がないため、個々で引退時期を決めることになる。田舎の宿泊施設経営者では、70代〜80代になっても現役を続け、なかには生涯にわたって働く人も少なくないという。
地方で36年間宿泊業を営んでいる上島仁さん(仮名・70代)は宿泊施設を売却し、引退して“第2の人生”を都会でスタートさせようとしたのだが……。早まった決断をしたばかりに、うまくいかない現実がある。
70歳を過ぎても引退できない自営業の過酷な現実
都会で“第2の人生”をスタートさせるつもりが…
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2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
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