恋愛・結婚

彼女が家に男を連れ込んでいた。「もはや嫌がらせ」浮気女の“闇”

 恋人に“浮気”された経験があると、その後の恋愛においてもトラウマを抱えることになる。恋人のことを信じられなくなり、疑ってしまう気持ちは分からなくもない。だが、時には行き過ぎた行動に出てしまうことも。
電話

※写真はイメージです

 そんな彼女の勘ぐりと束縛によって、気が狂いそうになったと話すのは川本孝宏さん(仮名・34歳)だ。

彼女が抱えていた“闇”の正体

「彼女……ユイ(仮名)とは、よく行くバーで知り合いました。ユイも僕と同じようにしょっちゅう飲みに来ている常連で、何度か顔を合わすうちに話すようになりました。ユイの最初の印象は『美人だけれど、いつも少し疲れてそうな人』。その理由を知るのにそこまで時間はかかりませんでした。  ある日の週末、いつものように2人で飲んでいると、ユイがポツポツと元彼にされたひどい仕打ちを話し始めたんです」  その内容とは、元彼に浮気をされていたこと。ある日、ユイさんが家に帰ると元彼が知らない女とベッドで寝ていたというものだった。 「元彼は浮気癖があって、何度も裏切られたという話をしていました。最初は適当に相槌を打っていたのですが、話を聞くほど変な正義感が湧いてきてしまい。『俺が幸せにしてあげなきゃ』と思ったんです。  いま思えば、バーという雰囲気もあって格好つけたかっただけだったんでしょうね。気がつくと泣いているユイの手をそっと握りしめていました」  その日の帰り道、ユイさんに「俺なら絶対にユイを泣かせない」と宣言し、交際が始まった。だが、幸せだったのは最初のうちだけで1か月も経つと、徐々にユイさんの隠された“闇の部分”が見えてくるようになったという。

突然押しかけてくる

「ユイが何も言わずに突然、家に来るようになったんです。最初はそんなところもかわいいなと思っていたのですが、さすがに何回も続くので『家に来るときは一言、連絡してほしい』と伝えました。  するとユイは『そんなこと言って、突然来られて何かやましいことがあるんじゃないの?』と言ってきたんです。どうやら、元彼に何度も浮気されたから僕のことを疑っている様子。そんなユイを見て『心配しなくて大丈夫だから』と言ったのですが、そこからユイの行動はエスカレートしていったんです……」  川本さんの注意を聞き入れ、家を訪ねる際は事前に連絡をよこすようになったユイさん。しかし、その連絡が川本さんを追い詰めていった。
次のページ
もはや嫌がらせ
1
2
3
おすすめ記事
ハッシュタグ