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家電量販店では「メーカー派遣の販売員」と価格交渉をするべきではない理由

提案の多様性も家電量販店の販売員の利点

家電 じつは、私たち自社販売員にも利点があって、ひいてはお客様にも恩恵があることも。それは、会社が独自に仕入れた戦略在庫を提案できやすくなるというものです。  そもそも家電量販店は基本的に薄利多売。多くのお客様にいいものをできるだけ安く購入していただくために戦略在庫を用意するのですが、自社販売員だけなら複数のメーカーの商品を集めやすく、お客様は自分の欲しい商品が買いやすくなるというわけです。  ほかの家電量販店がノジマやビックカメラに追随するかどうかはわかりませんが、メーカー販売員から自社販売員に切り換わる流れはお客様にとってはメリットが多く、実店舗がますます利用しやすくなるのではないでしょうか。  私も現役の販売員として、ビックカメラの取り組みに注目しています。
関東近郊の家電量販店で10年以上働く現役販売員。黒物から白物までジャンルを問わずさまざまな売り場を担当。実績が認められて大型店の店長を務めた経験もあるが、接客のほうが性に合うため、本部に直訴し現場復帰を果たす
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