更新日:2022年05月09日 13:06
デジタル

大人もハマる進化型ヨーヨー「ムゲンヨーヨー」を遊んでみた

トリックの披露に特化したヨーヨー

 昔からある玩具のヨーヨー。誰もが一度は手にとって遊んだことがあると思います。40代や50代には、「スケバン刑事」や「コカ・コーラヨーヨー」。20代や30代には「ハイパーヨーヨー」。世代ごとにブームとなったヨーヨーの種類は違いますが、最近では、また新しいタイプのヨーヨーが登場したようです。  ヨーヨーはただ上げ下げするだけでなく、いろいろな技を行う事が出来るのですが、これをプレイ用語では「トリック」といいます。昔はこのトリックを披露するには、リアルの友達の前やヨーヨーの認定検定など限られた場所でしか出来ませんでした。しかし今ではインターネットの発展により、リアルの友達だけでなくSNS上で、世界中のヨーヨープレイヤーに向けて自身のトリックを披露することが可能となっています。  また、プレイを見てもらうだけでなく他人のプレイを見ることで、新たなスキルを覚える事も出来るので、ヨーヨープレイヤーにとって、SNSはもはや必須ツールと言えそうです。  そんなSNSでトリックを披露するのに特化したヨーヨー「ムゲンヨーヨー」が、玩具メーカーのタカラトミーから、クラウドファンディングのプロジェクトとして募集が始まり、目標金額を大きく超える価格でプロジェクトが達成しました。

ヨーヨーが自動回転する!

クラウドファンディング登場時には多くのヨーヨープレイヤーを震撼させた

 このムゲンヨーヨーはスマートフォンのアプリと連動することで、スマートフォンで撮影している映像にARエフェクトがリアルタイムで表示されるので、まさに「SNS映え」を全面に押し出した次世代のヨーヨーガジェットといえる代物となっています。  2022年5月26日発売予定のムゲンヨーヨー。一足先に体験してきたので簡単に紹介していこうと思います。  本体は、いわゆるバタフライ型といわれるヨーヨーで、ストリングトリック(ヨーヨーを回転させた状態で糸にヨーヨーを乗せたりする技の事)に特化した形になっています。初心者には扱いがやや難しいかもしれませんが、ヨーヨーの上げ下げが出来れば簡単に使いこなせそう…というのも、ヨーヨー自体にバッテリーとモーターが内蔵されており、遠心力が発生すると自動回転を始めるので、プレイヤーの技量に関係なく、回転させ続けることが可能なのです。  ヨーヨーに慣れた人でも、自動回転はやや癖があるので一度試し振りをしてみると良いかもしれません。
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テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク

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