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「子供がおもちゃを買えない」転売ヤーが壊した需給バランス。ガンダム、ボトルマンetc.

バンダイがついに転売対策へ

 ガンダムシリーズのプラモデル「ガンプラ」の転売行為が問題視されていたが、ようやく発売元のバンダイが重い腰をあげ、商品納品予定の公開を停止。転売行為に歯止めがかかるかと期待されたが、いわゆる“職業転売ヤー”には効果が薄かったようで、店舗への問い合わせ電話や、張り付き行為などが相変わらず目立っているという。また、ショップ店員と仲良くなり、事前に入荷情報を把握しているため、メーカー側の措置にノーダメージといった転売ヤーもいるようだ。

バンダイホビーサイトより、商品納品予定掲載中止のお知らせ

 とはいえ、一部のにわか転売ヤーには大打撃となったのは事実のようで、店頭には多くのガンプラが並ぶ姿が見受けられるようになった。

ガンプラが店頭に戻ってきた…と思いきや

 ガンプラは即日転売の商材にならなくなり、今後はホビーオンラインやプレバン限定品などを長期間寝かせて転売するという昔ながらの転売に戻りつつあるが、純粋な消費者であるガンプラマニアにはまだまだ「転売されている」という意識があるようで、入荷と同時にパニック買いに走る姿も見受けられる。

大手量販店やガンダムベースなどではガンプラが大量に陳列するようになってきた

 さて、ガンプラ転売を行っていた転売ヤーが次に目をつけている商材はというと、ガンプラと同じバンダイが販売しているプラモデル「30 MINUTES SISTERS」が最有力と言われている。
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ターゲット層に商品が届かない
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