ヨーヨーの進化が止まらない!モーター付きの超高回転タイプも
誰しもが一度は遊んだ事があるヨーヨー。その歴史は古く、紀元前500年ほど前には、ヨーヨーの原型ともなる玩具が登場していたとも言われています。
日本には江戸時代に中国から伝来し、古くから庶民の玩具として遊ばれてきました。現代でも、コカ・コーラヨーヨーや『スケバン刑事』、ハイパーヨーヨーと定期的にヨーヨーブームが起こっています。
さてそんなヨーヨーですが、コロナ自粛やちょっとした空き時間で気軽にプレイできるということで、お金のかからないヒマつぶしとして、再び人気を集めています。
ちなみにこのプチブームですが、ハイパーヨーヨーブーム当時のインストラクター中村謙一氏、通称「中村名人」がYouTubeに動画を投稿したことがきっかけだそうです。
というわけで、今回はブーム再燃中のヨーヨーの今を知るために、日本最大手のヨーヨー専門店「スピンギア」にお邪魔し、ヨーヨー元世界チャンピオン・ヨーヨーマスターTAKAさんに話を聞いてみました。
筆者はハイパーヨーヨー世代なので、ファイヤーボールやステルスレイダーなどを当時購入して遊んだ覚えがあります。
当時のヨーヨーは今でも現役で販売されており、デザインやパッケージこそ変更されたものの、基本構造はそのままで、当時と変わらないロングセラーアイテムとなっているそうです。
「復帰組」と呼ばれる過去にヨーヨーで遊んだことがある人は、やはり懐かしさからハイパーヨーヨー時代に販売されていたこの辺のヨーヨーを購入する人が非常に多いとか。
なかでもレイダーと呼ばれるヨーヨーはハイパーヨーヨー当時の最高峰。高額ゆえ、子供時代には憧れの商品でもありました。
そんなヨーヨーですが、現在はヨーヨーのトリックと呼ばれるヨーヨーを使ったパフォーマンス技が大幅に進化していて、ヨーヨーの性能がトリックに追いつかない状況だそうです。
そこで新たなヨーヨーが開発され、2020年現在では入門機種として、あのレイダーよりも高性能機種が安価で購入できるようになっています。
ヨーヨーマスターTAKAによるオススメは、ルーピングプレイには「スターバースト」、ストリングプレイには「スピンガジェット」です。
価格も1000円ほどで入手できるので、気軽にプレイを堪能できるそうです。
ヨーヨーはここ数年で大幅な進化を遂げていた!
テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク
記事一覧へ
記事一覧へ
この連載の前回記事
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ