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日向坂46のキャプテン佐々木久美が描く、東京ドームライブ後のビジョン

『僕なんか』で初のフロントメンバーに

――東京ドームライブで、休養していた小坂菜緒さんも復帰。6月1日には新曲『僕なんか』が発売されます。今回、初めてのフロントメンバーに選ばれた気持ちは? 佐々木 フォーメーションが発表されるときに名前が全然呼ばれないので、「どういうことだろう?」と思ってて。私もフロントに行くなんて思ってなかったから。いつもは大体3列目の端が多いのに呼ばれないから、「今回は私だけポジションがないのかな……」って落ち込んでいたら、センターのとなりでびっくりしました。 ――発表されて周りから「おめでとう」と声を掛けられることが多くて、フロントは違うんだというのを認識されたんですよね。 佐々木 私はフロントメンバーに選ばれることがすべてのモチベーションではなかったんですけど、そのシングルの顔になるわけだから、改めてパフォーマンスの技術を今まで以上に力を入れて、頑張らないといけない。 一番前で踊ると、目に入ることも多いから恥ずかしいパフォーマンスはできないなって思っています。振り付けをしていても、前に誰もいないからカンニングもできません(笑)。いろいろな意味で責任重大だなと感じています。

私も結構「自分なんか」って考え過ぎて…

――楽曲の印象はどうですか。 佐々木 ネガティブな曲に思えるんですけど、最後の部分で今までのことをひっくり返すような歌詞になっているので、ぜひ最後まで聴いてほしいです。私も結構「自分なんか」って考え過ぎて悲しくなってしまう性格なので、1番気持ちをぶつけられる楽曲かなと思っています。あまりそうは見えないかもしれないですけど(笑) ――どういうときに「自分なんか」って思うんですか? 佐々木 例えば、他にもいいメンバーがいるのに、「私なんかがこの番組に出ていいのかな」って思いますし、フロントメンバーに選ばれても「私なんかで大丈夫かな」ってすごく思いましたし。心の中ではそう思ってしまうことが多いんですよ。 ――どう前向きに転換させていくのでしょう。 佐々木 こんな私でも応援してくださる方がいるし、「久美ちゃんの活動が活力になってるから」って言ってくださる方がいることをいうのを忘れないようにしてます。だって応援している相手が、「私なんかが」と思って活動していたら悲しくなるじゃないですか。 ――佐々木さん自身もアイドルが好きだったからこそ、ファンの気持ちもわかる。 佐々木 もちろん、私も乃木坂46さんや欅坂46さんのファンでしたし、自分の推しメンがそんなに卑屈だったら、「そんなことないのに!」って思っちゃう。応援している人には、キラキラしていてほしいです。なので、私もネガティブなことを思っても、なるべく出さないように普段から心掛けてます。
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渡邉美穂の卒業に思うこと
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