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日向坂46のキャプテン佐々木久美が描く、東京ドームライブ後のビジョン

渡邉美穂の卒業に思うこと

――2期生の渡邉美穂さんが卒業発表されていて、今回が22人体制ラストシングルですね。日向坂46ファンは22人の絆が日向坂46の強さだという声も多いと思います。 佐々木 そうですね。3期生は増えたけど、ほぼ今のメンバーでずっとやってきたっていう思いは強くあります。22人の一人ひとりにグループでの役割があるし、誰かが一人欠けても違うなって思います。 こないだの東京ドーム公演でひよたん(濱岸ひより)が出れなかったりとか、こさかなが休養してたりとか、日向坂46は活動してるけど何かが違うんです。やっぱりメンバー全員が揃うと、しっくりくる感覚があります。 だから、美穂が卒業したら、もう居なくなるわけじゃないですか。彼女の夢は応援してるし、笑顔で送り出してあげたいです。でも、パズルのピースが1つ欠けるような気持ちになるんだろうなって。 ――活動を続けていくなかで、グループが変化することに怖さや不安はないですか? 佐々木 不安はないけど、寂しさはあります。美穂はみんなのことを元気づけてくれるメンバーだったので、その存在がいなくなってしまうと思うと、日向の元気印がいなくなっちゃうなっていう気持ちにはなります。 だから、美穂には「グループにいる間に元気をいっぱい貯めといて」って伝えているんですよ。日向坂のために放出しきってもらって、干からびた状態で卒業させます(笑) ――また新しい日向坂の元気印というピースが出てくるんですかね。 佐々木 もちろん4期生のメンバーも入ってくるので、新たな日向坂46としての空気を作っていきたいですね。同じような雰囲気は絶対に無理だから、生まれ変わる感じにできたらいいなと思います。

個人の仕事は「自分の色を出すタイミングがすごく難しい」

――近年は雑誌『Ray』の専属モデルをはじめ、個人での活動も目覚ましいですね。SPA!では千原ジュニアさんが連載していて、Abema TVでは番組『2分59秒』で共演されてます。芸人さんの横でアシスタントを務めるというのは、グループの活動とは気持ちがどう違いますか? 佐々木 やっぱり自分の色を出すタイミングがすごく難しいです。『2分59秒』は生放送のような収録なので、時間の余裕がないんです。私は進行でゲストの話を聞くのが大きな目的で、そこにジュニアさんが意見を交えながら盛り上げるっていうのがあって。私が前に出過ぎるのはダメだけど、ただ進行するだけでも、私が番組にいる意味がないように感じてしまうんです。 ジュニアさんと番組をやらせてもらう前に、東野幸治さんと『みえる』という番組で共演していたんですけど、そのときも悩んでいたんです。東野さんは私に「変な女やな~」って全員を巻き込むような感じでしたけど、ジュニアさんは真面目な方で、東野さんと絡み方がまた違うというか。私はどういう立ち位置が良いのかっていうのはすごく考えてます。 ――佐々木さん的にはこうできたらっていう思いがあるんですか? 佐々木 私は何を言われても嬉しいんですけど、ジュニアさんは私をアイドルとして扱ってくださっているので、自分からもっと踏み込んでいかなきゃなっていうのは収録のたびに感じてます。 番組内でジュニアさんにも聞きたいことがあるのに、時間がなくて次のテーマにいかないといけないっていうことも多くて。視聴者の方もジュニアさんがどう思っているのかも気になると思うから、それを聞くのが私の仕事だなって。 毎回そこの闘いというか、せめぎ合いがあります。ガツガツと行けた日は「よかった」って思いますし、まだまだ委縮していけないことのほうが多いんですけど(苦笑)。 ――昨年10月から共演して、千原ジュニアさんの印象は何か変わりましたか。 佐々木 最初は怖かったんですけど、話すとすごく優しい方なので、今はもう怖くなくなりました(笑)。機会があったら、日向坂46のライブをぜひ見に来てほしいです!
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