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iPhone「カメラ」と「ライト」の誤作動問題。ヤンキーにカラまれたケースも

ポケット内でライトが点灯

 神奈川県在住の主婦・坂田英美子さん(仮名・30代)も、スマホの思わぬ「ライト」点灯により恥をかいたと訴える。 「薄手の胸ポケット付きシャツを着て外出したのですが、街を歩いていてもお店に入っても、私に視線が集まっているような気がしました」(坂田さん、以下同)  実は坂田さん、胸が大きいのが昔からの悩みで、男性の視線を感じるのが苦痛だった。だからこそ、露出度の高い服の着用は避けていた。その日着ていたシャツも強調するようなものではなかったものの、またか……と嫌な気持ちになったと振り返る。

「見ないでください!」と叫んで大恥

 ところが、この日は女性や子どもの視線も感じた。ワケがわからず、じろじろと見てくる男性に「見ないでください!」と言い放った。相手は驚いた様子。しかし、思わぬ言葉が返ってきたのだ。 「男性は『ライトついてますよ』と言って立ち去りました。スマホのライトがなぜかオンになっていて、胸元のポケットの中で不自然に光っていたんですね。皆さん、それを不思議に思っていただけなのに。あまりに自意識過剰な自分が恥ずかしくなりました」  他にも、いつの間にかライトやカメラが起動した状態になっていて、外出先でスマホの充電が減ってしまっていたなど、便利であったはずの機能が仇になった、という体験談は枚挙にいとまがない。もはや気をつける以外に対策はないのかもしれないが、不意の「カメラ」や「ライト」には十分に注意してほしい。 <取材・文/山口準>
新聞、週刊誌、実話誌、テレビなどで経験を積んだ記者。社会問題やニュースの裏側などをネットメディアに寄稿する。
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