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磯村勇斗、俳優として「芽生えた違和感を放置しない」

芽生えた違和感を放置しない

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(C) 2022『PLAN 75』製作委員会/Urban Factory / Fusee

――磯村さんの発言には、役に向かうだけで終わりではなく、映画を作っていく俳優という職業のなかで、何ができるのかを考えているように感じることが多いです。 磯村:キャリアの始めのころは、どうしても現場やお芝居だけに意識がフォーカスしていました。でも現場にも慣れてきて、お芝居に対しても、自分の中での向き合い方が徐々にできてくると、社会に対して興味が湧いてくるようになったんです。すると、いろいろな違和感に目が行くようになって、最近は、それを変えるためにはどうしたらいいのかを考えるようになりました。  僕は俳優なので、映画というフィルターを通して疑問を投げかけたり、メッセージを届けていくことができればと感じています。とにかく芽生えた違和感を放置しないようにしています。 ――年齢を重ねて落ち着いていく人もいると思いますが、好奇心が強くなっている感じですか? 磯村:守るよりは、攻め続けたいという思いのほうが強いです。いろんなことに興味を持って、視野を広げていきたいと思っています。 磯村勇斗<取材・文・撮影/望月ふみ>
ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異。X(旧Twitter):@mochi_fumi
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公開情報
PLAN 75』は新宿ピカデリーほか全国公開中
(C) 2022『PLAN 75』製作委員会/Urban Factory / Fusee
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