仕事

女子大生キャバ嬢が見た、黒服の“裏の顔”「お前のことが好きなんだ」と迫られて

後日、怖くなって退店

 ユイカさんはマネージャーを逆上させないよう、『気持ちはわかりました……』となだめて店を後にした。 「家に帰ってからも、もしもマネージャーの言いなりにならなかったらどうなるんだろう……と思うと怖くて仕方ありませんでした。もうマネージャーとは顔も合わせたくなかったので、『大学の勉強が忙しくなったので』と嘘をついて店を辞めることにしました。最後のお給料もマネージャーが休みの日に取りに行きましたね……」  この一件から、水商売はもう懲りたとユイカさんは言う。最近のキャバクラ業界はホワイトになったと筆者は感じているが、地方にはまだまだエグい色恋管理を行うキャバクラも少なからず存在するのかもしれない。 <取材・文/カワノアユミ>
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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