更新日:2022年12月19日 13:59
エンタメ

朝倉未来「1分間大会」敗戦の“椅子蹴りラウンドガール”を直撃「“人生終わった”と思っていたけど」

今までのすべてを失う“覚悟”で…

青山あいり 昨年まではラウンドガールのほか、レースクイーン、モデル、俳優など、精力的に芸能活動を行っていた。それをセーブして今年は「格闘技をやる」と決意。そして、今回の「BreakingDown」に応募した。  とはいえ、今後の本業に支障が出る可能性もあったはず。 「オーディションの様子がYouTubeで公開され、仕事関係者からも『どういうことですか?』って、説明を求める連絡をいただきました。格闘技をやれば、顔がボコボコになって、傷跡が残るかもしれない。本当は、来年の大きな仕事も決まっていました。それも実際どうなってしまうのかわからない。ただ、それでも……」  大きなリスクを背負ってまで出場を決めたのは、格闘技への「愛」だ。

「わたしの姿を見て“自分でも挑戦できる”と思ってもらいたかった」

青山あいり

ジムでトレーニングに励む青山さん(本人提供写真)

 趣味は格闘技観戦で全国各地に足を運ぶ。昨年11月に開催された「RIZIN.32」を沖縄まで観戦に行った際の出来事だ。客席で応援する青山さんの姿がカメラに抜かれると、Twitter上で「この巨乳美女は誰だ!?」「野生のRIZINガール」と話題に。  青山さんは仕事の合間を縫って、多いときで月5回は観戦するほど根っからの格闘技好きだが、じつは弟がプロ格闘家なのだという。 「今まで彼の努力を間近で見てきました。減量で倒れてしまったり、他人には言えないような陰の苦労があったり。選手たちは、まさに命を削ってリングに立っている。ひとりひとりにストーリーがあって、想いをかけてぶつかりあう。それを目の当たりすると、自分も頑張ろうという励みになるんです」  だからこそ、今度は自らが選手としてリングに立ちたいと思ったのだ。 「自分には才能もなくて、まわりからダメだと言われ続けてきました。そんな人間でも試合に勝って、やったらできるんだって証明したかった。何かに挑戦したくても勇気が出ない、やる前から諦めてしまう人も多いはずですが、わたしの姿を見て、“自分でも挑戦できる”と思ってもらえたら素敵だなって
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あらゆる障壁を乗り越えて
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明治大学商学部卒業後、金融機関を経て、渋谷系ファッション雑誌『men’s egg』編集部員に。その後はフリーランスとして様々な雑誌や書籍・ムック・Webメディアで経験を積み、現在は紙・Webを問わない“二刀流”の編集記者。若者カルチャーから社会問題、芸能人などのエンタメ系まで幅広く取材する。X(旧Twitter):@FujiiAtsutoshi

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