更新日:2022年12月19日 13:59
エンタメ

朝倉未来「1分間大会」敗戦の“椅子蹴りラウンドガール”を直撃「“人生終わった”と思っていたけど」

プロ格闘家の弟との夢「大きな舞台で同じリングにあがりたい」

青山あいり 青山さんはラウンドガールの仕事について、次のように語る。 「やっぱり、格闘技に貢献したいと思っていて。自分がラウンドガールをすることで試合を観にきてくれるお客さんが増えれば、興行主にとってもプラスじゃないですか。もしかしたら、わたしを入り口に格闘技そのものに興味を持ってもらえるかもしれない。  あとは、ラウンドガールの仕事をやっているのも、プロ格闘家の弟と『いつか大きな舞台で同じリングにあがりたいね』って話していて。それがわたしにとって、ひとつの目標になっているんです。ただ、それぞれの実力でのし上がったほうがいいと思っているので、お互いに名前は出さないようにしています」
青山あいり

青山さんのラウンドガール姿(本人提供写真)

 今回の「BreakingDown」出場でラウンドガールとしての目標達成も現実味を帯びてきているだろう。インタビューの最後に改めて今後の活動や展望についてうかがうと、少し考え込んだのちに「むしろ、記者さんにも相談したいぐらいなんですが」と笑いながら言う。 「いまは試合が終わったばかりで……すべて失う覚悟でやっていたので、先のことは本当に何も考えていなかったんです(汗)。パッと浮かんではこないんですが、新しく声をかけていただいた仕事にも挑戦していくなかで、方向性も見えてくるのかなって。みなさま、ぜひ楽しみにしていてください!」 青山あいり 今後は「青山あいり」の姿や名前を目にする機会も増えていくはずだ。勝ち負けを問わず、覚悟をもって「本気で挑戦することで得られるものがある」。それは、確かな事実なのだ。 <取材・文/藤井厚年、撮影/長谷英史>
明治大学商学部卒業後、金融機関を経て、渋谷系ファッション雑誌『men’s egg』編集部員に。その後はフリーランスとして様々な雑誌や書籍・ムック・Webメディアで経験を積み、現在は紙・Webを問わない“二刀流”の編集記者。若者カルチャーから社会問題、芸能人などのエンタメ系まで幅広く取材する。X(旧Twitter):@FujiiAtsutoshi
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