仕事

OL5人組がTikTokerに。「つい応援したくなってしまう」動画作りのコツ

アンチコメントにも物怖じしない度胸と取り組み姿勢

木下恵利 しかし、日々TikTokの運用を行っていると、注意しないといけないのが炎上リスクだろう。ほんの些細なことから、会社の信頼が揺らいだりブランドの毀損につながったりするのは周知の事実とも言える。  木下さんは「会社名を伏せたり、会社として発信していいものとそうでないものを分別している」とリスクヘッジについて話す。 「当初、会社名でTikTokを運用していた頃は、会社宛てにアンチコメントが飛んできてしまって……。なので、会社名をそのままアカウント名にするのはやめ、『こじえり』のような個人ユーザーのような名に変え、誹謗中傷が直接会社へこないようにしています。  また、ライブ配信中のコメント欄にもたまにアンチコメントが飛んでくることもありますが、そこに気を取られないようにしていて。TikTokは皆、好きで楽しくやっていて、それが『会社の成長につながる』と思うと、心ないコメントが来ても物怖じせずにいられるんです」  会社を大きくしたい、自分たちが働く会社を知ってもらいたい——。  そんな確固たる意志があるからこそ、多少のことではひるまない度胸が据わっているのではないだろうか。

フォロワーを増やすよりも、会社の宣伝や販促に活かしたい

 2022年8月時点で、約1万人のフォロワーを有するアカウントに成長したOL TikTokers。  今後は「OL TikTokersから会社のアカウントとして、新サービスの発表やイベント告知、プロモーションにも活用したい」と木下さんは抱負を述べる。 「アカウントとしては、だいぶ認知されてきたと思っているので、今後はフォロワー数を追うよりも会社としての情報発信ツールとして運用できればと考えています。TikTokに出たい社員であれば誰でも出られ、気軽に投稿できるようなSNSにしていきたいですね。  TikTok採用についても、これまで中途がメインだったんですが、新卒採用にも活かせるようにしたい。TikTokがきっかけで弊社に興味を持ってもらい、入社につながるといった循環が作れるように尽力していければと思います」 <取材・文・撮影/古田島大介>
1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている
1
2
3
4
おすすめ記事
ハッシュタグ