更新日:2024年07月30日 17:15
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「あのBBQ奉行うざい」にガク然、肉を焼く順番まで決めていた31歳男性の悲哀

 野外でも楽しめるBBQは、コロナ禍でさらに人気が高まったといえる。“出会いの場”として定番でもあるが、なかには「失敗してしまった」という男女も……。

張り切りすぎてヒンシュクを買った“BBQ奉行”の顛末

BBQ奉行

写真はイメージです。以下同(Photo by Adobe Stock)

 都内の焼肉店はほぼ網羅したと豪語するマコトさん(31歳・仮名)は、「肉好きが災いして悲惨な目に遭った」とうなだれる。  7月初め、マコトさんは、都内某所で男女3対3のBBQをすることになった。 「食材は全て自分たちで持ち込む感じで、女の子たちと僕は初対面だったんですが、写真を見る限りかなり可愛かったのでとっても張り切ってました」  マコトさんは焼肉を食べ歩いているだけではなく、「コロナ禍でお取り寄せにもハマって(笑)。今はかなり情報通なんです」と自負する。  以前、仲間たちと行ったBBQでは、肉関連を仕切り、参加者にかなり感動されたという。 「だから今回もBBQを成功させよう! 女の子たちにいいところを見せて、あわよくば彼女ができないかなぁ〜なんて考えてました」

焼く順番も決めていたのに…

 6人分の選りすぐりの肉や海鮮、こだわったタレなども揃え、万全の体制で当日を迎えた。まずはみんなで乾杯し「そろそろやるか」と腰をあげたときだった。 「女の子の1人が『うちがやるよ〜』と、いきなりホルモンを焼き出したんです。ホルモンが1発目なんてありえない。僕は鉄板のことも考えて、順番も決めてあったから発狂しそうでした」  とはいえ、焼き始めたホルモンを網から救うわけにもいかず、トングを奪ってそのまま仕上げたそうだ。しかし、微妙な反応が戻ってくる。 「絶妙のタイミングでお皿に出したのに『コレ、まだ生じゃない?』と言って再び焼き始めて。最高級のホルモンを丸焦げにした挙げ句、『苦い』って言われたんです。“お前が焼きすぎなんだよ!”って内心思いましたが、まぁ我慢して『僕に任せて』とその後は主導権を握れたんですが……」  マコトさんが最後まで美味しく食べられるように焼くようにしたが、みんなの酔いがまわるにつれて、思い通りにはいかなくなる。
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「あのBBQ奉行うざい」に大ショック
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

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