更新日:2022年09月02日 09:05
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「デブなのに、なぜか人気ホストになった男」がモテ続けた“意外な理由”

幸せ気分にさせる食べっぷりでモテる

モテるデブ また、彼はほかにもいわゆる「同伴」などでもデブ的センスを発揮しているとのこと。 「普通のイケメン系ホストは同伴する際、オシャレでムードのあるお店選びをするケースが多いですが、そんなの誰でもできるじゃないですか。女の子だって飽きるしね。そこにひねりを入れるのが戦略なんですよ。  たとえば、創業50年くらいの定食屋さんに連れていくんです。そういう店は味も最高においしくて堅苦しい感じもない。そこで僕の必殺技が『ガッツリおいしそうに食べる戦略』です。といっても僕の場合、戦略だけでやっているわけではなく、普通においしくご飯を食べる姿がお客さまには『食べてる顔がかわいい~』『こっちまで幸せになる~♥』ってなるんですよね。  飾らないお店で飾らない食べ方というのが女性にとっては心を開きやすく、どこか母性本能をくすぐられるのかもしれません。ポイントは『なんとなく幸せな気分』ということだと思います。  太っている僕たちが無意識のうちに持っている包み込む力は『人を落ち着かせる能力』なのではないでしょうか。だから僕の場合、同伴する時はお腹をペコペコにして行くんです。そうすると自分も幸せだし、一緒に行く女性も幸せ気分になれる。まさにウインウインな関係になれるどころか信頼関係まで築くことができてしまうわけです。  しまいには『お腹まんまるでかわいい~触っていい?』とデブの魅力にハマっていくんですよ。しかし、そんな僕もデブだけに頼っているわけではなく、お店では女性の愚痴や悩みをとことん親身なって聞いてあげたり、オシャレや清潔感には人一倍気を使っています。それこそが『モテるデブの定義』だということです」  彼が話してくれた「デブホストのNO.1戦略」はもしかすると体型に関係なく、相手の気持ちを考えた究極のホスピタリティなのかもしれません。女性どころか取材している私の心まで掴んでしまう彼はまさに「歌舞伎町NO.1ご当地キャラ」だと実感しました。  全国のデブ諸氏の皆さんもデブを武器に女心を掴んでみてはいかがでしょうか。
渋谷系ファッション雑誌『MEN’S KNUCKLE』や暴走族雑誌『ティーンズロード』などエッジの効いた若者カルチャーをテーマにした雑誌を多数手掛ける。現在はWebマガジン『Mr.Babe』でデブに特化したファッション&ライフスタイル情報を発信中。また、デブ限定の会員制オンラインサロン「Mr.Babe BIG MAN’s LABO」、大きいサイズのファッション通販サイト「Mr.Babe STORE」を開設。大きな男たちだけで日本の経済を向上させるべく奮闘中。X(旧Twitter):@nori09140914
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