更新日:2022年10月25日 15:50
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尼崎のスナックに出没した迷惑客。「お金を持っていない」挙句の珍行動にママがア然

ボートレース場がある尼崎

スナック 尼崎にはボートレース場があり、ボート好きの客や引退したボートレーサーが店を訪れることもしばしば。 「3年ほど前、フラッと店に来た1人のお客さんがいたんです。見た目は50歳くらいで、仕事を聞くと『ボートレーサーや! 兵庫支部のな!』と言っていました」  現役の人が来ることは滅多にないので、ママは珍しいと思った。常連の客が来たので新しく入ったアルバイトの子に接客を任せたという。その後、事件が起きる。

「タバコを買いに行く」客は店に戻ってこない

「その席を離れて1時間ほど経った頃ですね。私は常連のお客さんとの会話に夢中になっていて気が付くのに時間がかかったのですが、ボートレーサーのお客さんの姿がないんです。女の子に『あのお客さんどこ行ったん?』とたずねると、『30分以上前にタバコを買いに行くと言って出ていきました』とのこと。その瞬間、『やられた!』と思いましたね」  通常は客の飲み逃げを防ぐため、タバコは女の子が買いに行くようにしていたが、入店したばかりの新人がそんなことを知る由もなかった。  ボートレーサーの男が戻ってくるはずもなく、見事に飲み逃げをされてしまったと話すママ。だが、この話にはとんでもない後日談があったという。
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飲み逃げした“自称”ボートレーサーの正体は…
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東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano

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