残念ながらウサコアは会社をたたむことになった。とはいえ、物語は希望が残された結末だったことも反響を呼んだ。 「最終話の101話は、ウサギがスタートアップ企業時代の経験を活かして次の会社に就職し、3年後に上場するという終わり方になっています。前向きなラストだったので、『最後がポジティブで良かった！』というコメントをたくさんいただけて、描いていて良かったと思いましたね」 　えいさんは本作を通じて、「スタートアップ企業はやめておけと伝えたいわけではない」と強調する。 「スタートアップ企業って確かにキツいですが、そのぶん楽しいことも多いです。今後設立を考えている人がいるならば、ウサギの失敗を教訓にして、防御力を高めたうえでぜひ挑戦してほしいと思っています！」 ＜取材・文／文月（A4studio）＞