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「2023年に買うべき日本株」6選。波乱の2022年を経て今年の相場は?

馬渕氏の注目銘柄

・ミンカブ・ジ・インフォノイド【東G・4436】 株価…1899円 PER…37.9倍/PBR…4.02倍 配当利回り…1.26%/単元株数…100株 「みんかぶ」「株探」などの投資メディア運営と法人向け情報サービスが柱。円安下は影響を受けにくいIT企業に注目したい。’22年12月にlivedoor事業を買収。これによって投資メディアにとどまらない躍進に期待がかかる ・エフ・コード【東G・9211】 株価…2258円 PER…66.3倍/PBR…13.18倍 配当利回り…0.00%/単元株数…100株 CX(顧客体験)に基づくWeb接客ツールを提供。競合大手であるブレインパッドは大手企業が主取引先、一方のエフ・コードは中小企業にも広がる。’22年12月には、チャットボットの企業を買収するなど精力的 ・イー・ギャランティ【東P・8771】 株価…2236円 PER…38.4倍/PBR…5.63倍 配当利回り…1.16%/単元株数…100株 企業の売掛債権保証を行う。コロナ禍で企業の倒産リスクが高まり、売掛債権保証の需要が増加。今期も2桁成長維持の見通し。人材確保を進め、地方にも展開しているため、中長期的な視点で注目の銘柄

弐億氏の注目銘柄

・SBIリーシングサービス【東G・5834】 株価…2888円 PER…8.6倍/PBR…1.57倍 配当利回り…0.34%/単元株数…100株 航空会社や海運会社に代わって航空機・船舶を購入してリースし、その利益を税繰り延べメリットのある投資商品として投資家に販売。節税用の投資商品のため、税制改正のリスクはあるものの足元の成長性には期待できる ・グッドスピード【東G・7676】 株価…2141円 PER…12.8倍/PBR…3.11倍 配当利回り…0.46%/単元株数…100株 東海地方を拠点に、大型の中古車店をメインに展開。市場は中小の店が乱立し競合が少なくある意味で寡占が進んでいないこともあり、同社の成長余地が高く、前期売上高成長率は20%。IRに積極的で情報開示が多いのも〇 ・ヤマイチ・ユニハイムエステート【東S・2984】 株価…777円 PER…4.3倍/PBR…0.52倍 配当利回り…3.86%/単元株数…100株 近畿圏が地盤の不動産会社。自ら山林を開拓し、土地を造るところから着手するのが特徴。土地の売却益だけでも、30~50%を得ている。不動産関連は景気の影響を受けやすいが、株価指標的に割安な点と、今後の増配に期待 ※株価は12/21時点のデータを基にしています 【経済アナリスト・馬渕磨理子氏】 一般社団法人日本金融経済研究所代表理事。「うまちゃん」の愛称で親しまれ、メディア出演も多数。特に日本株の市場動向に詳しい。ツイッターは@marikomabuchi 【個人投資家・弐億貯男氏】 割安成長株の中長期投資でその名の通り2億円を稼いだ凄腕。著書に『10万円から始める! 割安成長株で2億円』(ダイヤモンド社)。ツイッターは@2okutameo 取材・文/桜井カズキ
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週刊SPA!1/3・10合併号(12/27発売)

表紙の人/ 雪平莉左

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