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『ゼルダ』の続編に『FF16』。2023年上半期、これは外せない期待のゲーム5選

全世界が注目する大作がついに登場!

●5月12日 『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』 Nintendo Switch/任天堂
ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム

リンクの新たな冒険を描く『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』公式サイト

 自由に冒険できるオープンワールドの楽しさ、ワクワク感を世界中に広めた『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(2017年)。あれから6年、ついに待望の続編が発売されます。  現時点では情報が少なく、ティザーサイトにトレイラーだけが公開されている状態。トレイラーには主人公のリンクが宙にダイブする様子も描かれ、今回は空での冒険も体験できそう。前作は全世界累計販売本数2779万本。現在はNintendo Switchが1億1433万台と普及しただけに、『マリオカート8 デラックス』の販売本数4841万本に迫れるかもポイントです。 ●6/2 『ストリートファイター6』 PS4、PS5、Xbox Series X/S、PC(STEAM)/カプコン
ストリートファイター6

初心者向け操作システムが話題の『ストリートファイター6』公式サイト

 ゲーセンが主戦場だった時代はうつり、今やeスポーツの競技としてリーグも開催されている『ストリートファイター』シリーズ。2016年発売の『ストリートファイターV』は、全世界680万本のセールスを記録しています。  最新作『6』は、「正統進化と革新を併せ持ち、強くなろうと闘うすべてのプレイヤーを受け入れよう」と公式サイトでうたう通り、波動拳がボタン一つで出せる簡単な「モダンタイプ」を選べたり、他のプレイヤーと交流できるゲーセン風ロビー「Battle Hub」が導入されたりと門戸を広げた作り。対戦台の熱狂を知らない“新たな世代”にもアピールできるでしょうか。 ●6/22 『ファイナルファンタジーXVI』 PS5/スクウェア・エニックス
ファイナルファンタジーXVI

FFシリーズ期待の最新作『ファイナルファンタジーXVI』公式サイト

 華麗なビジュアルとロードムービー的シナリオが印象的だった『ファイナルファンタジーXV』(2016年)は、2022年5月に全世界累計1000万本を達成したことが発表されています。  最新作の『XVI』はシリーズ初の本格アクションRPG。「これは―クリスタルの加護を断ち切るための物語。」と銘打ち、クリスタルから供給されるエーテルにより魔法を生み出して人々が暮らす、終焉に向かう大地「ヴァリスゼア」が舞台です。  主流となりつつあるオープンワールドの形式を見送り、こだわりを貫いた格好。プロデューサーの吉田直樹さんは「ジェットコースターのようなゲーム体験」と、「PlayStation.Blog」サイトで語っています。入手難が解消されつつあるPS5を強力に牽引する主役となるでしょう。  この5本以外には、『ファイアーエムブレム エンゲージ』(1月20日)、オープンワールド異世界RPG『FORSPOKEN』(1月24日)、「三国志」死にゲー『Wo Long: Fallen Dynasty』(3月3日)、『バイオハザード RE:4』(3月24日)あたりも注目作。また、2月22日にはVRヘッドマウントディスプレイ「PlayStation VR2」も発売予定です。みなさんはどのタイトルが楽しみですか? <文/卯月鮎>
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
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