振り返ると昨年は、「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」に輝いた“死にゲー”『エルデンリング』や、世界的タイトルへと飛躍を遂げた『スプラトゥーン3』、発売から3日間で世界1000万本を売り上げた『ポケットモンスター　スカーレット・バイオレット』とヒット作が目白押しでした。 　しかし！　今年も負けてはいません。前年に引けを取らない大作・話題作がすでにラインナップ。今回のコラムでは2023年上半期発売予定のタイトルのなかから、5作に絞ってチェックしていきましょう。キーワードは「オープンワールドか、レール式ゲームか」。 ●2月10日 『ホグワーツ・レガシー』 PS4、PS5、Xbox Series X/S、Xbox One、PC／WARNER BROS INTERACTIVE ENTERTAINMENT 『ハリー・ポッター』世界を舞台にしたオープンワールドRPGとして期待を集めるのが『ホグワーツ・レガシー』。舞台はハリーたちの時代からさかのぼり、19世紀後半。ホグワーツ魔法魔術学校に転入した生徒となって、古代魔術を巡る謎に立ち向かいます。 　今年の夏には、「としまえん」跡地にテーマパーク「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 メイキング・オブ ハリー・ポッター」もオープン予定。こちらもハリポタファンは要チェックです。 ●2月24日 『オクトパストラベラーII』 PS4、PS5、Nintendo Switch、PC（STEAM）／スクウェア・エニックス 　ドット絵と3DCGが融合した美しい「HD-2D」のグラフィックと、90年代RPGを彷彿とさせる丁寧な作り込みが評価された『オクトパストラベラー』（2018年）。オリジナル作品ながら、全世界出荷本数（ダウンロード含む）300万本とスマッシュヒットしました。 　今回の『Ⅱ』は新たな大陸で、剣士のヒカリ、踊子のアグネアなど8人の旅人からひとりを選んで物語を紡いでいきます。あえてレトロゲーム調スタイルにこだわる本作。その懐かしさと温かみが魅力となっています。