更新日:2022年12月19日 03:23
デジタル

2022年「ゲーム業界の大ニュース」BEST5。ポケモン驚異の大ヒットetc.

2022年を振り返るゲームニュース

 2022年も残すところあと2週間。今年もゲーム業界はさまざまな出来事がありました。今回のコラムでは私が特に印象に残った5つのトピックスを挙げていきたいと思います。みなさんにとってゲーム関連で大きなニュースは何でしたか?

5位 クリエイターが続々と中国NetEaseに

名越スタジオ

名越稔洋さんの新スタジオ「名越スタジオ」公式サイト

 2022年1月24日、『龍が如く』の生みの親・名越稔洋さんが率いる新たなゲーム開発スタジオ・名越スタジオの設立が発表されました。出資したのは『荒野行動』などを運営するNetEase Games。NetEase Gamesはテンセントと並び中国の二大ゲームメーカーとして知られています。  NetEase Gamesは、2021年10月には『キラー7』『花と太陽と雨と』など個性派タイトルを手掛けてきた鬼才・須田剛一さんのスタジオ、グラスホッパー・マニファクチュアを傘下に収めています。また、今年8月には『戦国BASARA』のプロデューサー・小林裕幸さんがNetEase Gamesへ移り、その後スタジオ・GPTRACK50を設立しています。  ゲームが世界的な産業となった今、優秀な人材であれば国を超えて争奪戦になるのは当たり前。来年もこうした動きは続きそうです。
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買収が進むゲーム業界
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ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も

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