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大掃除で「雑誌」を捨てる前に要確認。買った値段より高く売れるものも…圧倒的に人気なのは

 給料は上がらないのに、度重なる値上げ。財布が寒いなか、いま中古品に熱い視線が注がれている。大掃除で出た“お宝”を売り、生活防衛に励もう! 今回はアイドルグッズについて解説する。最高取引額が320万円にもなった事例があるという。

’70~’80年代の昭和アイドル雑誌市場が活況

家の[ゴミ全部売る]大作戦

河合奈保子(左)や桜田淳子は、現在でこそ知名度は高くないが、安定的に高値がつく

 若き日に夢中になったあのコのグッズが思わぬ額で売れる。女性アイドルグッズを専門に扱うカルチャーステーションの田川修氏曰く、昨今は’70~’80年代の昭和アイドル雑誌市場が活況だとか。 「コレクター間での人気は、そのアイドルの一般的な知名度と違います。例えば、同期の山口百恵と桜田淳子では、桜田淳子が載っている雑誌のほうが断然売れる。この傾向が最も強く出ているのが河合奈保子で、同年代のアイドルの中では圧倒的な人気です」

現存数の少ない『月刊明星』が狙い目

 現存数の少ない『月刊明星』の河合奈保子の水着グラビアがある号だと一冊1000円前後、別冊付録の水着ポスター付きの号は5000円ほどで買い取っているという。 「吉岡里帆や今田美桜といった最近の人気女優も、ブレイク前の露出度が高い姿が載っている号は価値が上がります。ただ、ページに切り取りがあると査定額は0円に。日光や白熱灯の紫外線による紙焼け、湿気によるカビやヨレも大幅減点です」
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今旬なアイドルの金券は1万円超えも
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