恋愛・結婚

前澤友作氏の“シンママ”限定マッチングアプリに批判殺到、シンママキャバ嬢たちの意見は

「夫がいたらいいな」と思うことはあるけれど…

夜のお店での一幕

※写真はイメージです。以下同

 まず、話を聞いたのは4歳の娘と暮らす愛美さん(仮名・28歳)。愛美さんは現在、娘を育てながら昼のパートとキャバクラを掛け持ちしており、夜は店の近くの託児所に子どもを預ける生活を送っている。 「子どもを一人で育てるのは大変なので、夫がいたらいいなと思うことはあります。でも、こんな生活なので出会いを探す暇もないです。前澤さんのマッチングアプリはよいアイデアだと思いますが、女性はシングルマザー限定というのが引っかかります。私もですが、シングルマザーの人って再婚願望はあっても遊んだり、恋人を作ったりする余裕がないのでは。男性も、シングルマザーと遊びたい人はいても結婚となるとハードルが高そうですよね」  好きになった上で相手が子持ちと知って受け入れることはあっても、最初からシングルマザーと結婚するのが目的の男性を探す人は少数派だろう。そのため、シングルマザーが望む男性とはマッチングしづらいのでは……と愛美さんは言う。

子どもを第一に考えるならば「古くからの友人・知人を選ぶ」

 続いて、話を聞いたのは関西の熟女キャバクラに勤務する百合子さん(仮名・36歳)。 「キャバクラで働きながら一人で子どもを育てている子って、私を含めて元夫が養育費を払ってくれないなど、何かしら問題を抱えているケースがあると思います。私は旦那のギャンブル癖とDVが理由で離婚したので、離婚後は一切、連絡はとっていません。男性に対してどこか不信感を持っているので、アプリで見ず知らずの人と出会うのはちょっと怖いかも……と思ってしまいますね」  子どもを第一に考えていると話す百合子さんは、恋人を見つけるとするのならば「自分も子どももよく知っている古くからの友人・知人などを選ぶと思う」と語る。
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シングルマザーと恋愛したい男性って“何考えているの?”
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東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano

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