更新日:2024年04月24日 13:16
お金

全国64店舗のパチンコ店から出禁のパチプロ。怖い人に絡まれるぐらい‟勝ち過ぎた台”を暴露

パンチパーマ&色眼鏡のおじさまに絡まれる…

パチンコ

末期は、どこもかしこも稼働停止となった……

 タコラッシュの新装オープンを狙い、茨城県で実戦した日のこと。隣の席に座るパンチパーマ&色眼鏡の“いかにも”といった雰囲気のおじさまに、「兄ちゃん、なにかヤッてっぺ。頼むから教えてくれよ~」と、甘えた声で話しかけられた。その声には似つかわしくない深く刻まれた眉間のシワ、そして下からエグる目線に、ゾワワ……と鳥肌が立った。声を振り絞って「まっ、まずは大当りさせますね!」と返答したが、簡単に説明できる打法ではないから、かなり困った。  そこから30分ほどが経過して、鳴かず飛ばずのおじさまが痺れを切らしたらしく、「他の台に移動するから、逃げるなよ~」と言い残し、姿が見えなくなったくらいのタイミングで……大当り図柄が揃ってしまった。

14連チャンで歩み寄ってきた白シャツの店員

 大当り中に使用する技は「連チャン促進打法」といわれるものだが、基本的には通常時と同じ。羽根の中に多くの玉を入れたら、その数だけ抽選確率がアップする。だからバットを振るみたいに、ハンドルを「クイッ!」とまわす。野球もパチンコも、バントの構えだけじゃ勝てない。スイングすることで、ようやく客側に優位性がうまれるのだ。  好調に連チャンを伸ばし、14回目の大当りの最中。ここで白シャツの店員さんが、歩み寄ってくる。そして「当店は変則打ち禁止ですので、ご注意ください」と、警告を受けてしまった。ようするにハンドルを捻るな、バットを振るな、ということだ。ことを荒立てる気はないので、すぐに従い、何も考えずにハンドルを握り続けることにした。
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店員の忠告に従ったのに、まさかの「出禁に昇格」してしまう…
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技術と釘読みで凌ぐパチプロ生活が20年。その稼働内容を、雑誌(パチンコオリジナル実戦術、必勝ガイドMAXなど)に寄稿し始めて10年が経つ。YouTubeの密着シリーズ(パチダンTV)は特に人気があり、70万回再生を超えた。
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