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「ツイッターをやってる経営者ってどう?」難しい質問にもサラサラ答えられる“最適な返し方”

 一生懸命説明をしているのに、相手に伝わらなくて悩んだ経験。誰にでも一度はあるはずです。実は、説明上手な人は、共通して使っているキラーフレーズがあるというのは、株式会社Zenyum Japan(ゼニュムジャパン)社長を務める伊藤祐さん
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※画像はイメージです(以下同じ)

 かつて外資系コンサルティングファームなどで学んだ伊藤さんが「すぐに説明上手になれるキラーフレーズ」を1冊にまとめた著書『得する説明 損する説明』(SBクリエイティブ)。本書より、あなたも明日から使える「話がわかりやすい」と言われる説明メソッドを紹介します(以下、同書より一部編集のうえ抜粋)。

フレーズ1:[ダブル側面返し] 大きく分けて2つの側面があるかと思います

「これは答えづらいな……」という質問に答えざるを得ない場合、みなさんにもあると思います。ストレートに回答できればいいものの、そうしたら角が立ちそうだし誤解も生まれそうだし……みたいな質問。イヤですよね。そんなときに、スマートかつ他の人を不用意に刺激することなく返せるフレーズが、この「ダブル側面返し」なのです。  たとえば、「ツイッターをやってる経営者ってどう思います? そんな時間あるなら自分の事業に使えよって思うんですけど」みたいな質問をされたと仮定します。これ、ストレートに返しづらいですよね。「ですよね! 私もそう思います! バカだと思います!」って返したら多種多様な人を敵に回しそうですし、かといって面と向かって否定するのも逆ギレされそうでイヤですよね。

不用意に刺激せずに返せるフレーズ

得する説明 損する説明

伊藤祐『得する説明 損する説明』(SBクリエイティブ)

 そんなときに、いったん受け止めつつダブル側面返しをしてみましょう。 「なるほど。これには大きく分けて2つの側面があるかと思います。おっしゃるように、ツイッターでどうでもいい情報を流し続けて仕事をしない、というのは経営者として確かによろしくない行動ですよね。ただ、もう1つの側面として、経営者が積極的に情報発信をすることで、自社の取り組みや製品が幅広く認知されるきっかけにもなるので、プラスに働くこともあるのかなと思います」  ちなみに私もツイッターをやっている経営者なので、この質問に完全同意したら大ブーメランになっちゃいますね……。
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あえて「スタンスを取らない」
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外資系デンタルケア企業の日本法人「Zenyum Japan」の代表取締役社長。「口腔ケア領域で、最高のSmileのための最高のサービスを提供し続ける」という会社のミッションを推進する傍ら、「グローバル企業の日本法人経営者」という新時代のキャリアを普及させるべく、講演や執筆活動に積極的に取り組んでいる。ツイッター(@TasukuIto5)、noteなどでも積極的に発信中。著書に『得する説明 損する説明』(SBクリエイティブ)

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