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「ツイッターをやってる経営者ってどう?」難しい質問にもサラサラ答えられる“最適な返し方”

少なくするのはOK、多くするのはNG

 5バレット設定は、話の構成によって3バレットや4バレットにしてもOKです。20〜30分で終わる話であれば、3つや4つで十分です。逆に、6つや7つ、8つに増やしてもいいの?という疑問もあるかと思いますが、これは基本的にNGです。あまり多くしすぎると、聞き手の集中力が削がれてしまいますし、話し手側も疲れてしまいます。7つや8つになりそうな場合は、「どれか合体できないかな?」と考え、3つ〜5つぐらいに抑えるといいでしょう。  話が長い、まとまりがない、何を伝えたいのかわからない、と言われがちなあなた、ぜひ「今回お伝えしたいことは、全部で5つです」という5バレット設定を使ってみてください。一気に話が通りやすくなることうけ合いです。  相手もどこに集中すべきかすぐにわかるので、メモを取ってもらえる確率も高まるでしょう。長い話をする際は必須と言っても過言ではないフレーズですので、ぜひバンバン使ってみてください。 【NG 損する説明】 新郎との出会いは、かれこれ5年前にさかのぼります。 【OK 得する説明】 新郎に関してお伝えしたいことは、全部で5つございます。古くからのご友人はご存じのエピソードもあるかもしれませんが、どうぞお付き合いください。

フレーズ3:[一点撃破]今日は○○についてのみ、お話ししたいと思います

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写真はイメージです

 先ほどの5バレット設定は、「ちょっと長めの話を伝えたいときの、迷走を防ぐためのフレーズ」でした。ただ、そこまで長い話を1人でする機会は、おそらく多くはないかと思います。特に最近はダラダラミーティングは嫌われる傾向にあり、30分程度で終わるミーティングがメインですよね。そのような場合、1人が話す時間は5〜15分ぐらいかと思います。  現在主流となっている短時間ミーティングで、自分が伝えたいことを明確に伝えるためのフレーズとしてめちゃくちゃ使えるのが、この「一点撃破」です。 「今日は○○についてのみ、お話ししたいと思います」とスタートすることで、議論のフォーカスが一気にそこに定まります。限られた時間の中で濃密な議論をして、意思決定にまでつなげる。それを毎回の短時間ミーティングでできる人になれば、「説明がわかりづらい!」と言われることは皆無となるでしょう。
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大事なところを話す前にバイバイしないために
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