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アダルトメディア研究家が語る、「オカズだったAVが、“AI”に代わる未来」とは?

 マクロ的な視点から、AVの歴史をまとめた書籍『日本AV全史』(KENELE BOOKS)が大きな話題をよんでいる。著者のアダルトメディア研究家・安田理央氏にインタビューを行った前半(3月16日公開)では、本書の苦労点やAV新法によってかわっていく業界について語ってもらったが、後編となる今回は、AVコンテンツのトレンドや未来予想図などを予測する。

普通の女性が男性向けAVを観ているという事実

「日本AV全史」のカバーを外すと、懐かしいVHSのデザインがお目見え

――本書のなかで、女性が“男性向けAV”を観ることについても言及しているのが印象的でした。 安田 スマートフォンなどの普及で、女性も気軽にAVを視聴できるようになったのが大きい。いま製作現場では、女性スタッフが非常に多い。監督以外の裏方が全員女性というフェティッシュメーカーもあります。 ――女性向けAVメーカーの「SILK LABO」などの影響でしょうか? 安田 女性向けAVは、あくまでも基本的に男優さんのファンのためのコンテンツ。でも、現代は多くの女性が普通の男性向けAVを視聴している。驚くデータがあるのですが、検索数からアダルトのトレンドがわかる「FANZA REPORT 2018」では、女性ユーザーの検索ワードは1位「ク◯◯」(伏字は編集部)、3位「レズ」ですが、2位が「痴漢」でトップ3以降も刺激的なワードが並んでいます。 ――意外です。女性は物語や、雰囲気重視みたいなイメージがありました。 安田 男性のトップ3は「熟女」「巨乳」「人妻」で、まあ倫理的なこと言うと「人妻」もなかなかですが、女性のほうが過激な作品を観ているとさえ言えるかもしれません。あるアダルト動画配信サイトのユーザーの4割は女性って話も聞きます。エロってイメージだけが語られていることも多いですけど、少なくとも純粋な“ツール”としてのAVの需要には男女差がほぼないんですよね。 ――男性人気の「熟女」は定番ジャンルですが、正直そこまで売れているイメージもあまりないような……。 安田 でも、「Pornhub」など海外サイトでも1位は熟女。世界的な人気ジャンルだし、本数で見たら圧倒的です。熟女・人妻ジャンル内に若妻枠ができてから、20代前半の女優さんも出演する状態なので、“熟女じゃないAV女優はいない”と言ってもいいくらいなんですけど(笑)。ちなみに18〜19歳のデビューって、AV新法の前から大手ではまずないです。
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AV女優もお金ではなく“ファンのため”の意識が強くなっている
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日本AV全史 (ケンエレブックス)

アダルトビデオは終わったのか?

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