“最強のオービス”の導入が加速。移動式で風景に溶け込み、10km/hオーバーも見逃さない――大反響トップ10
日刊SPA!で反響の大きかった2022年の記事からジャンル別にトップ10を発表。今回は集計の締切後に、実は大反響だった記事に注目。年間ランキングで忘れられがちな11月後半から12月31日までに公開した、第6位はこちら!(集計期間は2022年11月後半~2023年1月。初公開日2022年12月29日 記事は取材時の状況)
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年末年始は、交通量の増加や日没が早い時期ということもあり、交通事故が最も多い時期と言われています。また、忘年会や新年会など、呑みに関する集まりも多く行われることから、飲酒運転も多くなる傾向にあるのです。
一年を通して交通違反・交通事故が最も多く起こる時期ということで、必然的に警察も「交通取締りに最も力を入れるシーズン」となります。
12月中旬、読売新聞の取材によると、北海道の一般道に設置された「固定式速度違反自動取締装置」、通称「固定式オービス」(オービスはボーイング社の商標)が11月までにすべて撤去され、速度違反に関しては、「可搬式取締装置」、通称「移動式オービス」を中心とした取締りに移行する事が判明しました。
北海道県警で使われる移動式オービスは、ニュースによるとスウェーデンの計測器メーカーが開発した「Sensys(センシス) MSSS」です。移動式オービスの中では最もコンパクトで、警視庁が主力としている東京航空計器(株)の「LSM-310」などに比べ目立ちにくく、風景に溶け込むスタイルです。
MSSSは現時点では最強とも言われる移動式オービスであり、性能は折り紙付きです。
固定式オービスで見られた「取締り予告看板」も、埼玉県警のように必ずオービスの手前に設置しているところもあれば、千葉県警のように告知すら行っていないところもあります。
「移動式オービス」の導入が加速
最強の移動式オービス「MSSS」とは
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テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク
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