更新日:2023年08月30日 20:20
お金

4万円台で買った“山”が利回り200%以上に。最高の不労所得を手に入れる方法

働く車、故障車…売り方次第で稼げる中古車が狙い目

官公庁オークション

“働く車”のポンプ車やバンなどは、リセール目的でも手離れが早く、おすすめ(※写真はイメージです)

 今年1月開催の官公庁オークションで多くの中古車が出品されたが、そこにお宝は隠れていたのか。中古車査定士のすこぶるえなじー氏はぶっちゃける。 「オークションは水ものだからこそ、掘り出し物と出合うと血がたぎります。例えば、黒色のトヨタ・ランドクルーザー(型式:KC-HZJ77V)。’98年3月登録で走行距離は約5万㎞と、国内で売る場合、僕が目安とする8万㎞を下回っている。  落札額は321万円ですが、マニア受け抜群で販売価格は右肩上がり。綺麗に原状回復して少し寝かせればメルカリなどで400万円は堅いです」

新興国で需要が高い“働く車”にも注目

官公庁オークション また、“働く車”も再販価値は高い。 「’99年以前に売り出された機械式のバキューム車やトラック。電子制御されておらず現場で修理可能なので、アフリカなど、インフラ整備に邁進する新興国で需要が高い。100万円近くで売れるので50万円なら買い。ただ、キャンピングカーに改造しやすい救急車は割高。転売より趣味向けです」  ポンコツだからと、素人が手を出さない“故障車”も狙い目。 「修理が無理でも裁断して部品として販売できます。バッテリーが故障したトヨタのエスティマハイブリッドが約9万円で落札されましたが、20万円近くの儲けは出る。故障車がこんなに安いのには、僕も驚きでした」  プロでさえ見逃す“お金を生む”中古車は数多く眠っている。
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業者の介入でハイブランドの落札額は高め
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