更新日:2023年08月30日 20:20
お金

4万円台で買った“山”が利回り200%以上に。最高の不労所得を手に入れる方法

 税金滞納者の私有財産から消防車や救急車まで、普段はお目にかかれない商品が出品される官公庁オークションに注目が集まる。このサービス活用したお得な買い物方法や儲かるすべはないものか。取材班は徹底調査した。

4万円台の山が利回り200%以上を叩き出すカラクリ

官公庁オークション 官公庁オークションには税金滞納者などが手放した「山」も4万~10万円程度で出品されている。そこに目をつけている不動産投資家の永野彰一氏はこう語る。 「山は“カネの成る木”。不動産投資に自信がない初心者でも安く始められます。全国どこでも選択肢が多い官公庁オークションを利用するのもアリです。相場が読みにくい山の価格を見極めるため、私もサイトを日々チェックしています」

官公庁オークションで“最高の不労所得”

官公庁オークション

永野氏が購入した山に立つ送電塔。敷地料名目で、年間10万円以上の「不労所得」が手に入る

 では安く手に入れた山でどれだけの儲けを得られるのだろうか。 「電力会社が山を間借りし、電柱や送電塔を設置すると敷地料が受け取れます。例えば私が4万4000円で買った福島の山ひとつで、送電塔から年間10万円程度の収入があり、さらに電柱の敷地料も1本あたり200~1500円が入る。  固定資産税や維持管理費もなく、手間がかかっていないのに、これだけ毎年入ってくるのは魅力」  “最高の不労所得”とも言える山投資を始めるのにも、官公庁オークションが一役買いそうだ。
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働く車、故障車…売り方次第で稼げる中古車が狙い目
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