恋愛・結婚

「一目惚れしやすい人」の恋愛が、うまくいかない理由を徹底分析して見えた5つの原因

③出会ったときがピークでその後は減点方式になるから

喧嘩をするカップル 先の「見た目(ルックス)は往々にして“出オチ”だから」に通ずる原因ですが、一目惚れタイプの男性は出会ったときが好き度のピークになりがち。たいていの場合、相手の外見に関して言えば「見れば見るほど好き度が増す」ということはほぼなく、「見れば見るほど飽きていく」というケースのほうが多いものです。  そこからどんなことが起こるかというと、一目惚れタイプは好き度の内訳にルックスが占める割合が多いので、出会ったときが好き度のMAX状態で、その後の相手の女性の評価は減点方式になってしまいます。  ちなみに外見は「見れば見るほど飽きていく」のは一目惚れ男性に限った話ではなく、それ以外の男性にも言えることではあります。ただ、たとえば性格重視の男性の場合、女性への好き度はルックスに依存していないため、見た目に飽きたとしても好き度の減少はほぼないのです。

④1日で相手を完全理解できる人間なんてほぼいないから

 当たり前と言えば当たり前ですが、人間とはそれぞれ個性が多種多様でとても複雑な生き物ですから、出会った日だけで相手のことを完全理解できる人間なんてほぼいません。  なかには初対面のときのイメージとブレないままという人も少なからずいますが、そういう人のほうが少ないもの。つまり一目惚れタイプの男性はたいていの場合は、女性のことをたいしてわかっちゃいない状態で好きになってしまっているということなのです。  その女性を深く知っていき、抱いていたイメージとかけ離れていってしまうと、恋心が冷めていってもおかしくはないでしょう。
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「一目惚れ」という現象にはさまざまな問題がある
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恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービス『トークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。X(旧Twitter):@SakaiyaDaichi

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