“鬼軍曹”の異名を持つ美女トレーナーの意外な過去「エステに300万円かけても水を飲むだけでリバウンド」
新年度がはじまり、貯金や資格習得などの新しい挑戦を考えている人も多いでしょう。なかには夏に向けてダイエットを始める人もいるかもしれません。しかし、やり方を間違えてしまうと、カネの無駄になるかも。
@s_yukasama)を取材。
かつては万年ダイエッターだった彼女は「やせるためのエステで300万円溶かした」「自己流食事制限で栄養失調寸前」などの苦労を経験。「やせて自分を好きになる」ための秘訣を聞きました。
――ダイエットをはじめた当初は300万円をムダにしたそうですが、けっこうな大金ですよね。どうしてそうなったのでしょうか。
鬼軍曹ゆか様(以下、ゆか様):もともと自分の体へのコンプレックスがすごく強くて、このままだと「一生デブのまま」だと思い、26歳くらいからダイエットをしだしました。流行りのダイエットにはだいたい手を出したのですが、うまくいかず。ただ、絶対に運動がしたくなかったので、めちゃくちゃ細くてキレイな先生がいるパーソナルエステに通ったんです。1回1万円くらいのプランでローンを組んで、気づいたら2年間で300万円を使っていました。
――どんなエステだったのですか?
ゆか様:そこはマッサージと汗をめちゃくちゃ出してやせるエステで、完全に横になるだけで運動はゼロでした。食事管理は自己流でもやっていて、食事を1日1000kcalに抑えていたんです。それで、20キロほどやせたのですが、葉っぱとお湯だけみたいな生活で、タンパク質と糖質を全然食べてなかった。
――それは危ないのでは?
ゆか様:栄養失調寸前で、肌もカサカサ。予防接種を打ったのに年に2回もインフルエンザにかかってしまうほど免疫力も落ちていました。しかもコンプレックスだった太い足や大きくて垂れたお尻、顔のむくみは変わらず。筋力も低下し、ただ体がしぼんだだけでしたね。よっぽど脱水症状になっていたのか、水を飲むだけでリバウンドするほどでした。周囲からは「やせたね」と褒められましたが、素直に喜べず、全然食べてないのになんでこうなったんだろうと落ち込んでいました。
――そこからどうやって抜け出したのですか?
ゆか様:体調がもう本当に悪すぎたので、ここでようやく逃げてきた「運動」に向き合ったんです。28歳のときだったのですが、近所のパーソナルジムに行ったら、女性の担当の方で、すごく親身になってくれて、体型や体調が回復したんです。垂れていたお尻が上がって、体力も見違えるように戻ってきた。そこで、私も同じ悩みの人に寄り添ってあげたいと、30歳でOLをやめて、パーソナルジム大手の会社に転職しました。
今回は、大手パーソナルジム勤務を経て、現在はパーソナルトレーニングジムの経営とオンライントレーニングサロンの運営を行う「鬼軍曹ゆか様」こと福田裕香さん(35歳・
26歳からダイエット、2年で300万円
栄養失調寸前。水を飲むだけでリバウンド
平成生まれのライター、編集者。ファミマ、ワークマンマニア。「日刊SPA!」「bizSPA!フレッシュ」などの媒体で執筆しています
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