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飲み会中に「ウザい」と思われるNG会話例。自分語りでも嫌われない方法が

成功談ではなく失敗談を

前川孝雄氏

前川孝雄氏

 飲みニケーションにおける振る舞い方も掘り下げていきたい。ハラスメントの意識が高まったことは良い傾向ではあるが、上司や先輩からすれば一挙手一投足に気を配らなければならなそうだ。プライベートな質問はリスクが高く、表面的な話題を振っても素っ気ない返答をされやすい。仕方なしで自分の話をしてみても、「武勇伝を聞かされてウゼェ」と思われてしまっては元も子もない。  嫌な気持ちにさせない自分語りの方法論について、「返答が素っ気ない場合はまだ警戒心を持たれている可能性が高いため、そこは自己開示をして安心感を抱かせる必要があります」とのことだ。 「自分の話をすることは全然良いことです。ただ、成功談ではなく失敗談をするべきでしょう。聞いている側は嫌な気持ちにはなりませんし、意外と学びが多い。向上心ある部下や後輩ほど『同じ轍を踏まないようにちゃんと聞こう』と前のめりで話を聞こうとしてくれます。  また、『自社の商品やサービスがどのように誕生したのか』といった会社の歴史を語ることもオススメです。勤務先の原点やこれまでの歩みを聞くことで、任された仕事や会社への誇りも生まれるため、モチベーションアップも期待できます」

Z世代とは何を話せば良いのか?

 さらに、「Z世代の若者たちは、社会貢献に意欲的です。さらには、メンバーシップ型よりはジョブ型の意識も高く、しっかり社外でも通用するよう自身のスキルや経験を磨きたいと考えています。ですので、『先輩や上司が過去にどういった失敗から学びスキルをつけてきたか』は、興味の範疇内でしょうし、加えて『顧客や社会にどのように貢献しているのか』といった話も喜ばれるでしょう」と続ける。もちろん単に“最近の若者”と一括りするのではなく、1人1人の人間性を見極めて紋切り型ではない会話をしたいところだ。
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嫌がられないため、誘い方には工夫を
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フリーライター。主に政治経済、社会問題に関する記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。Twitter:@mochizukiyuuki

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