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10年後には市場が10倍に?「ChatGPT株」これから注目すべき銘柄をチェック

ChatGPTと事業の相性で見分けるべき

ChatGPT株 馬渕氏は、ChatGPTと事業の相性で見分けるべきとアドバイスする。 「企業の本業と相性がいいChatGPTの展開をしているところを選ぶべきです。たとえば戦略マーケティング企業のジーニー(東G・6562)。マーケティングとAIは相性がいい。テーマが盛り上がっている時に、本業と親和性がないにもかかわらず、取ってつけたようにIR情報を出す企業には注意が必要です」  また、買う時期を分散するのが非常に大切。 「理由は法規制。AIをどのように利用規制するかという議論が欧米や日本で始まっています。強い規制が決まった直後は、AI関連銘柄の株価は一時的に大きく下がるリスクがあります。そのため、時期を分散しながら少しずつ買い増すのが良いと思います」(たつや先生氏)

選ぶ基準は時価総額

 そして、今後AIを事業に取り込む企業は増えるとみられるが、何を基準に選べばいいのか。たつや先生氏は、時価総額が一つの目安だと言う。 「時価総額が数百億円までの企業がのびしろが大きい。300億円の企業が3000億円になる可能性はありますが、3000億円の企業が3兆円企業になることは、大変に難しい。また100億円を切るような企業の場合は、自己資本率を確認し債務超過など負債が極端に大きい企業は注意しておきましょう」  AI関連株は長期戦での購入が前提。株式市場に投資が戻ってくるタイミングを見計らっておくのがいいだろう。
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