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YOASOBIコラボ、YouTube3億回再生…“秋葉原発”ダンスパフォーマンス集団が逆境から成長できたワケ

「チェックシャツ」はオタクの印象を付けやすかった

 こうしたなか、ブレイクダンスのルーツとなるストリート要素をあえて省き、オタク要素を加えることで“ダサカッコイイ”世界観を構築してきたのは、どのような背景があるのか。 「やはりオタクを象徴するものが『チェックシャツ』だと思うんですよ。テレビやメディアの映り方としても、『オタク=チェックシャツ』と結びつけやすいですし。また、チェック柄のデザインも世界的に愛されていて、ハイウェストにチェック柄のシャツをインするというスタイルが、ファッションとして受け入れられやすかったのも大きいと感じていますね」

深夜の秋葉原の動画は400万再生に

アキバ YouTubeチャンネルでは多種多様な「踊ってみた系」の動画をあげてきたRABにとって、印象的なコンテンツは「エッフェル塔シリーズ」と、秋葉原の街中でYOASOBIの「夜に駆ける」を踊る動画だという。  フランスで毎年行われている「Japan Expo」に参加する際、2019年にエッフェル塔の前で撮影した動画は、パリのシンボルを背に、オタク姿のダンサーが踊るシュールな様子が話題を呼んだ。  また、2020年に誰もいない深夜の秋葉原で「夜に駆ける」を踊ったときは、楽曲に込められた儚さや悲しみ、切なさを振り付けで見事に表現し、約400万回再生される動画コンテンツになった。動画は基本的にメンバーが編集を行い、企画は週2の会議で決め、残りの時間は練習や撮影などに充てているという。
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プレイヤーと経営者は「右脳と左脳の掛け算」が肝
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1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている

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