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1か月で500万倍に急騰した銘柄も…仮想通貨市場を席巻する「ミームコイン」とは?

仮想通貨停滞期入りの予兆である可能性も!?

ミームコイン

「これはまったく役に立たない、娯楽目的のコインです」と堂々宣言

 Guko氏も同意見だ。 「直近のブームは過去の成功体験と材料薄の相場が影響しています。元祖ミームコインのDOGEはビットコインの調整期や上昇相場の最後に輝き、SHIBはDeFi(分散型金融サービス)バブルのピークに急騰。 PEPEはAI銘柄を中心としたプチバブルの終盤に急騰しました。新たな投資先が見つからないなかでミームコインに一時的に注目が集まったかたち」  賢明な投資家は静観すべし。単なる博打なのだから……。

ミームバブル後にご用心

「ミームコインの発行・運営コストは非常に安い。どんなコインも上場できるDEX(分散型取引所)に流動性を供給し続けて、たまたま脚光を浴びて値上がりしたら大きなリターンが得られるという仕組み。だから、同一人物が仕掛けていると見られるミームコインや、過去のコインの焼き直しも多い」(田中氏)  つい最近登場したものにはティッカーシンボル(証券コードに相当)が「BITCOIN」でトークン名が「ハリーポッター・オバマ・ソニック・10イヌ」という著作権を無視したどうしようもないミームコインも……。過去の草コインバブルどおりなら、ミームバブル後には仮想通貨の停滞期が訪れるのでご用心を。
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PEPE以外にもある爆騰ミームコイン
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