そんななかで注目される銘柄は『SPY×FAMILY』を配給する東宝(東P・9602)のほか、アニメ作品とコミックの企画から制作までを一貫して行うIGポート(東S・3791)。
「『SPY×FAMILY』の制作元のため、映画公開に期待がかかる。ほか『銀河英雄伝説』『怪獣8号』などの作品を手掛けてます」(同)
そして『THE FIRST SLAM DUNK』を配給する東映(東P・9605)は中長期成長戦略を発表しており、’33年までに海外売上比率50%、成長投資は10年間で3000億円を見込んでいる。
従来型アニメとは異なるが、カバー(東G・5253)は、「VTuberのキャラクターIP開発を行う『ホロライブプロダクション』を運営しています。登録者数400万人を超える世界トップクラスのVTuberを独占保有し新しいファン層の獲得にも成功、投げ銭やグッズ販売で収益を上げています」(馬渕氏)
今後も大盛り上がりが期待できるアニメ市場。吹く追い風をうまく乗りこなしたい。