恋愛・結婚

ホテルで“H直前”に拒否られたら?美女を落とす「想定問答集」を試したら…驚きの威力!

クソテスト回答集を実際に使ってみた

 早稲田大学理工学部出身で、現在はインフラ関係の仕事に就いている清原かずきさん(仮名・37歳)。身長は170センチ半ば、ガリガリ体型。高校も数学科出身で、これまでずっと女性とは縁遠い生活をしてきた。彼女ができたことは、過去に一度しかないという。 「そろそろ恋人が欲しいと思って、マッチングアプリに登録したところ、30代前半の女性と2回目のご飯へ行くことになりました。1回目は複数人での食事で、サシは今回が初めてです。向こうは元客室乗務員で、現在はIT企業の広報をしているバリキャリ。女優の山本美月さんを想起させる見た目です」  実は2回目のデートにあたり、清原さんは「複数人で行こう」と提案を受けていた。しかし、前出の吉田さんのアドバイスに従って、「2人がいい」と返すと、すんなり受け入れられたという。  また、2回目のデートで使用する店は、JR恵比寿駅から徒歩5分にある日本料理屋。トリュフがかかったポテトサラダや、目の前で揚げてくれる串カツが有名だ。単価は1人4000円程度。そう聞いて、「必ずカウンターで予約してください」とアドバイスする吉田さん。理由は「テーブルだと物理的な距離もあり、親近感を構築できないから」という。そして最後に「手を必ずつないできて」と念押しした。

手をつなぐどころか、ホテルから帰ってきて…

クソテスト

清原さん。マッチングアプリへの登録すら緊張するという

 ではその手応えはいかがなものだったのか……。清原さんがデートを終えた日の翌日、新宿にあるカフェで本人と待ち合わせをした。  アドバイザーの吉田さんは集合時間の5分前に現れたが、なんと清原さんはいっこうに姿を見せず。30分ほどして、ようやく到着すると、「大成功でした。ホテルから直接こっちに来ました」と清原さん。我々が呆気にとられてしまった瞬間だった。 「でも焦りましたよ。最初は共通の趣味のキャンプで話が盛り上がりましたが、途中から恋愛の話になって。『彼氏みたいな人がいる』『こないだ合コンで知り合った人から告白された』とか言い始めるんですよ。そこで回答集の12番にあった通り、『〇〇さんは素敵だから、彼氏の1人や2人いるよね。告白されるよね。どんな人なの?』と、平然と相手の話を聞くことを意識しました」  とにかく余裕があることを見せつけた清原さん。これを聞いて、吉田さんは「よくやった。相手はただ、気を引きたがっているだけ」と解説する。
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手をつなぐことを断られそうになったら…
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