そこから「恋人つなぎですんなりホテルに入れた」と清原さん。こんな経験はいままでになかったという。ただ、ホテルに入ってから、すぐにベッドインできたわけではなさそうだ。 「なかなか一緒にベッドに行くことができなくて、クソテスト22番目の『付き合っていないからヤらない』と言われてしまいました。『好きな人同士が一緒にいて、付き合ってないなんてことあるの？　それに、好きな人同士でセックスするのってとても素敵なことじゃない？ セックスしてもっと仲良くなって、たくさん一緒にいたいんだ』と返し、セックスは始まりで、これからもっと楽しい時間が自分たちを待っているということをアピールしました」 　よくやったと椅子から立ち上がり、ハイタッチする吉田さん。「これはビジョントークと呼んでいて、将来性を提示させることで、相手が持つワンナイトラブへの不信感が払拭されます」と解説する。 　そんなこんなで逢瀬を重ねた清原さん。ホテルを出るころ、女のコから「ねえ、私たちって付き合っているの？」と聞かれたという。どう回答したのだろうか。 「問答集に則って『こういうのを付き合ってるって言うんじゃない？』と答えましたよ。あくまで曖昧にはぐらかすことを目的とした回答です。ちゃんと僕だって、ちゃんとした場所で告白したいですから」 　これにも100点満点の対応と褒める吉田さん。最後に清原さんにこう語りかける。 「いいですか。再三ですが、今回上手くいったからといって、絶対に1人の女性に固執してはダメです。気持ちに余裕が生まれないからです。1人に固執すると、その人に注ぐ愛情が尋常ではなくなってしまいます。デートに誘いまくって、キモいと思われたことは、男子なら誰でも経験しています。ほかの女性とも関係は持ったままで、彼女作りを進めていくべきなんです」 　なんとも鬼畜なアドバイスをする吉田さんの言うとおりに真似する必要はないと思うが、クソテスト回答集の威力を試みた実証結果には、取材班も驚いた。意中の女性を口説くには有効と言えそうだ。 　具体的なクソテスト回答集は次のページにまとめた。