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元AKB48・浦野一美37歳、妊娠を発表「“おめでとう”がプレッシャーだった」マタニティブルーを乗り越えて

婚活目的でマッチングアプリを始めるも一般男性とは話が噛み合わず…

浦野一美 浦野さん自身も出会いを求め、マッチングアプリを使った婚活もしていたとか。しかし、「ずっと芸能生活をしてきた自分と、一般社会で働いてきた男性と、どうしても話が噛み合わなかった」という。 「アイドル時代は握手会で男性と関わってきましたが、それ以外は何もわからなかった。なので、企業に勤めている一般男性たちはどんな人なのかというのに、好奇心を持ったんです。そこで、マッチングアプリを始めて、トータルで3人以上の男性と会ったと思いますね。 ただ、どうしても話が合わないというか。やはり、共働きが当たり前になってきている世の中で、仕事の内容や収入源を気にしたり、顔バレや私のアンチに出会うことを恐れてしまう方が多くて。お付き合いしてくださる男性とは出会えなかったんです」  こうした婚活の苦労を味わいながらも、2022年5月に結婚を発表。お相手の男性との出会いは、母親がセッティングしたお見合いの場だったそうだ。

初めての妊娠で味わったマタニティブルーの辛さ

 そこから1年。浦野さんのお腹には赤ちゃんが宿っていた。  結婚に次いで妊娠というめでたい状況のなか、浦野さんは「妊娠が判明した当初は、どうやって子供と接すればいいのかがわからず、大きな不安に駆られていた」とマタニティブルーの辛い経験を吐露する。 「結婚も考えていましたが、結局は後回しにしてしまい、気づいたら30代後半になっていました。子供を産むときは38歳になるわけですが、元AKB48グループでは初の高齢出産になると思うんです。  今でこそ、妊娠を前向きに捉えられていますが、実はあまり子供が好きな方ではなかった。出産への恐怖心があり、どうしてもネガティブに考えてしまう自分がいました」  ホルモンバランスの乱れ、半年で7kgの体重増加……。妊娠前とは違う、急激な身体の変化に、浦野さんは大きなショックを受けたという。 「みんなから『おめでとう』と言われるのが逆にプレッシャーになってしまって。産婦人科の先生から、胎児の状態を知らされ、順調なことはわかっていても、やっぱり『かわいい』とは思えず、陣痛の怖さだけが先行していた時期もありました。『母性ないの大丈夫?』と言われたりすると、余計に焦ってしまい。マタニティブルーって、本当になってみないとわからないんだと、あらためて実感しました」
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苦難から抜け出せたのは…
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1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている

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