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「『あいのり』主題歌で新しい景色に」川嶋あい、“母の命日”恒例ライブに終止符、路上時代の思い出を語る

最後の「8月20日」は次の道を歩むため

川嶋あい――今回、声の不調があって8月20日のライブに区切りをつけることとなりました。もちろん苦渋の決断だとは思いますが、川嶋さんにとって、前を向くための決意でもあったのでしょうか? 川嶋:そうですね。ネガティブになって「悲しさだけで溢れている」ということではなくて、次の音楽の道を歩み始めるために必要なことだと思ったから、こういう決断をしました。 ――最後の8月20日のライブに挑むにあたって、今の胸中を教えてください。 川嶋:自分が何を届けたいのか、毎日考えて、常にアップデートされているので、当日生まれるアイデアもあるかもしれないな、と思っています。みなさんにお伝えすることやステージの準備はしつつ、8月20日のあの空気感を心と体で感じて、しっかりとした歌声を届けたいという想いが強くありますね。  毎年、全国各地から駆けつけてくれる方々もいて、今回参加していただけるみなさんはもちろん、スタッフのみんなにも「支えてくれてありがとう」という感謝の想いをしっかり届けられる日にしたいです。 <取材・文/浜瀬将樹 撮影/林紘輝>
1984年生まれのライター。お笑い、ドラマ、映画などのコラム・インタビューを担当。Twitter:@mhmhhmhm18
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