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横浜家系ラーメン「町田商店」が絶好調。“家系ブーム”が大きな後押しに

出店の余地はまだある?

今後も同社は出店を継続するようです。ラーメン業界は他の飲食業態と比較して大手の比率が低く、町田商店はシェア拡大の余地があると同社は見込んでいます。 これまで通りロードサイドを中心に出店を続けつつ、駅近やフードコートへの出店を強化する方針を立てています。店舗数の少ない豚山や「元祖油堂」に関しては反対にロードサイドでの開拓を進めるようです。 ちなみに2023/10期2Q時点で海外には3店舗展開し、ニューヨークには「E.A.K. Ramen」を出店しています。現地においてラーメンはエスニックフードとしての位置づけであるため、日本のような数百店規模の多店舗展開は期待できませんが、チェーン展開を期待したいところです。 <TEXT/山口伸>
経済・テクノロジー・不動産分野のライター。企業分析や都市開発の記事を執筆する。取得した資格は簿記、ファイナンシャルプランナー。趣味は経済関係の本や決算書を読むこと。 Twitter:@shin_yamaguchi_
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